
【受講生の声:ヴィランティ牧野祝子様】女性が世界中で活躍出来るオンラインキャリアコーチングを提供
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小林:活躍している専門家インタビューを始めさせていただきます。今回は『国際エグゼクティブコーチ』として活躍されているヴィランティ牧野祝子さんにお話を伺っていきます。
祝子さん、よろしくお願いいたします。
牧野:よろしくお願いいたします。
グローバルキャリアを活かし女性の活躍をサポート
小林:国際エグゼクティブコーチとして、祝子さんは今どんな活動をされているのですか。
牧野:主に女性を対象として、今は日本にいてこれから海外で活躍したい方、また海外にお住まいで子育てを終えた後など、もう少しキャリアを充実させたい方々のお手伝いをさせていただいています。
小林:祝子さん自身が、まさにグローバルなキャリア、子育て、国際結婚などさまざまな経歴をお持ちですが、なぜこのようなプログラムを作ろうと思ったのですか。
牧野:私は今まで20年あまり、国内外10ほどの国でキャリアを積んでまいりました。現在はイタリア人の主人、3人の子どもとミラノで暮らしており、たまに東京に帰ってきます。
このプログラムを作った理由は2つあります。私が若かった頃、仕事で出会った人の中には、ロールモデルになるような女性の先輩がいませんでした。
当時、キャリアの設計やこれからの進路、プライベートなことを相談できる人がいなかったのでとても悩みました。そういった悩みのある方に、私がお手伝い出来るのではないかと思って始めたのが1つ目の理由です。
もう1つの理由は、海外でこれまで20年ほど仕事をしてきましたが、日本の女性にもっともっと活躍していただきたいと思うからです。
海外では会社の管理職の方々、子育てをしながら活躍されている方がたくさんいるので、そういった経験をもとに日本の方にも勇気を与えられたらと思って始めました。
ライフステージの変化をキャリアアップにつなげるコーチング講座
小林:”女性のための国際エグゼクティブコーチ”ということですが、女性と男性をわかりやすく比較すると、どのようなキャリアの違いが出てくるのでしょうか。
牧野:女性と男性ではやはり、ライフステージが大きく異なると思っています。これは、私に教えてくれる人が誰もいなかったのでとても悩みましたね。
男性は会社に入ってからずっと、結婚してもお子さんがいても、キャリアにフォーカスして仕事が出来ると思います。女性は結婚して出産、子育てをするとなると、どうしてもキャリアのカーブがゆるくなる時期があるように思います。
「このまま一生キャリアに戻れないのではないか。前のペースで仕事が出来ないのではないか。そうなった時、プライベートはどうなってしまうのだろう」
未知のことがたくさんあって私も悩みましたが、自分で経験したからこそお伝え出来ることがあると思っています。
結論から言えば、キャリアがゆるくなったように見えても、その時期に子育てなどを通じていろんなスキルを学べるので、後のキャリアで非常に役に立つと考えています。
特に、子育てから得られるリーダーシップがあれば、社会で活躍するために人を上手くモチベーションさせて引っ張っていくことができます。これがあれば何でも出来ると信じています。
そういった意味で、子育てを終えた女性にこれからもっともっと活躍していただきたいと思っています。
小林:なるほど。海外での経験をもとに外から日本人女性を見た時に、「もったいない。もっと可能性があるな」と感じるのはどこでしょうか。
牧野:日本の方は皆さん、教養もあって気が利くので、チームとして働く時も一緒にいると仕事がしやすい方が多いと思います。
しかし、日本には以前から教育で「謙遜するのが美」とされているところがありますね。「ここ(上)まで出来るのに私はここ(下)まで」と謙遜して言っていると、本当にそこで止まってしまうのです。
なので、私は「上まで行けるから頑張りましょう」と、時には手を引っ張り、時にはお尻を叩き、応用しながらポテンシャルを最大化するようなコーチングをさせていただいています。
小林:やはり、グローバルのいろいろな企業やビジネススクールで歩まれた祝子さんだからこそ、その人が本来持っているポテンシャルまで背中を押したり、引き上げたりすることが出来そうですよね。
牧野:ありがとうございます。
海外で結果を出す為に人生をトータルで考える専門プログラム
小林:エグゼクティブコーチングのプログラムには、どのような方が受講していますか。
牧野:クライアントにはいくつかのグループがありますが、最も多いのは、キャリアを積んできて国際結婚をしたことで海外にお住まいになっている方です。やはり、子育てで少しキャリアカーブがゆるくなってしまっても「自分はもっと何か出来るのではないか」と思っている方ですね。
他のグループでは、日本に住んでいてこれから海外に留学したい方、海外移住をしてみたい、国際結婚や今持っているビジネスを海外で展開したい、といった方々です。
小林:なるほど。ということはクライアントさんが世界中にいらっしゃるわけですね。
牧野:はい、そうです。
小林:祝子さん自身も東京、日本とイタリアを行ったり来たりされていますね。
牧野:はい。
小林:ということは、オンラインのコミュニケーションになると思いますが、エグゼクティブコーチングのプログラムはどのようなサービスになっているのですか。
牧野:私の行うコーチングは、一般的なコーチングと少し違うかなと思います。
当然、キャリアの部分は多く入っていますが、それだけではなく、“人生トータル”を考えることがまず前提にあります。やはり女性の方には、キャリアだけでなく家庭とのバランス、旦那様やお子さん、両親、大切な方のことを考えると非常に大切な役割があると思っています。
なので、”人生トータル”という考えが大きくある上に、海外を掛け合わせるという点が私のコーチングの特徴です。
小林:なるほど。どのような感じでクライアントさんに関わっているのでしょうか。
牧野:zoomを通して、クライアントさんがどういった夢を持っていて、いつ頃までにどんな結果を出したいのか伺います。あくまでも結果重視、人生をプロジェクトマネジメントしていただくような感じのスタイルを考えて頂ければ良いと思います。
私もビジネス経験が長いので、結果を出すことに非常に力を入れています。一緒に決めた結果まで出せるように「今月は○○をしましょう」という形で一緒にやって行きます。
小林:なるほど。場所は離れていても、祝子さんが伴走されているような形ですね。
牧野:はい。また、横のつながり、コミュニティも大切だと思っています。
クライアントの皆さんは世界中にいらっしゃいますが、似たような考えを持った人と繋がりたいと非常に強く思われているので、そのコミュニティ化も行っています。年に1回はリアルで会うようなセミナーも予定しています。
小林:それはおもしろいですね。日本でセミナーを開催する時もあれば、海外の時もあるでしょうし。祝子さんとだけではなくて、コミュニティのグローバルキャリアを追求する女性たちと、幅広いネットワークを持てるということですね。
新・講座型ビジネス実践会でオンラインを活用したコーチングプログラムが完成
小林:私は、コーチという職業が素晴らしいと思うのと同時に、そのコーチ自身が現役でチャレンジしているかが非常に大事だと思っています。
その観点から見ると、祝子さんは自分で起業されて、このコーチングプログラムをグローバルに展開されていらっしゃいます。始めるにあたっての経緯をもう少し教えていただけますか。
牧野:私は今まで20年ほどいろんな会社で働いてきました。経営コンサルのベイン&カンパニーや化粧品のロレアル、世界的な酒類大会社ディアジオ、ファッションのアウトレットやコンセプトストアの立ちあげに関わる仕事もしました。
そんな中で、私だけが日本人という場面も多くありましたが、もちろん日本文化や言葉は分かりますし、中国での仕事も長かったのでアジア文化も知っていました。
そこで、「ヨーロッパの中だけで仕事をするのは少しもったいないな。日本やアジアにも関わって仕事をしたいな」と思っていました。
ライフスタイルの面でも、「いずれ起業をしたいな」とは思っていたのですが、当時は何をしたら良いかよくわからず、もやもやとしていました。
正弥さんの本を拝見し、また実際にお会いしたコミュニティの皆さまも素晴らしかったので、正弥さんにお願いして『女性のための国際エグゼクティブコーチング』というコンセプトのプログラムを一緒に作っていただきました。
小林:ありがとうございます。私は、新・講座型ビジネスという、オンラインを活用した反復学習によって、世界中の人に結果の出るプログラムを提供するビジネスのやり方を支援させていただいています。
この新・講座型ビジネスのモデルを、祝子さんの知見やノウハウと掛け算させることによって、どんなメリットがありましたか。
牧野:私はこれまでに、キャリアだけでなくプライベートでもいろいろな学び、体験をしました。それらすべてを講座のプログラムに入れることが出来たこと非常に嬉しく思っています。
また、オンラインで指導を行うので、私もお客様もどこにいても大丈夫だというのがメリットだと思っています。
小林:ご自身が展開されている国際的なエグゼクティブコーチングプログラムの今後の広がりについては、どのように感じていらっしゃいますか。
牧野:これからさらにニーズが増えるのではないかと思っています。自分のコミュニティをより大きくしていきたいですし、日本企業でも管理職を増やしたいという方がいらっしゃると思いますので、その方々のお手伝いをしたいです。
他にも、いろいろなブランドや他のグループと一緒にタイアップし、コラボレーションして、さらに日本の女性に勇気と元気を与えていきたいなと思っています。
新・講座型ビジネスは自分の価値を最大化して世界中どこにいてもビジネスができる
小林:素晴らしいですね。今後は、祝子さんの出版やコミュニティも日本、世界にどんどん広がっていくと思います。私たちもすごく嬉しく感じています。この新・講座型ビジネスというやり方は、どんな方にお役にたてると思いますか。
牧野:1つは何かしたくて自分の価値を最大化したいけれど、何をやったらいいのかイマイチ分からない方です。正弥さんには、魔法のコンセプトの考え方があるので、そのお手伝いをいただければきっとすばらしいものが出来ると思います。
もう1つは、例えば東京や大阪にいなくても、日本中、世界中どこにいてもオンラインでビジネスが出来るので、その環境で何かやりたいなと思っていらっしゃる方にオススメです。
小林:最後に、今一度祝子さんの今後のビジョンをお聞かせいただけますか。
牧野:日本の女性の皆さまが「これから自分は何でも出来る。キャリアを持ってプライベートもすばらしい人生を歩むことが出来る」と自信を持って生きていけるような世の中になったら良いなと思っています。
小林:ありがとうございます。まさにそれを祝子さんは実現されていらっしゃいますので、益々このビジョンを拡大していってくださればと思います。
今回は、女性のための国際エグゼクティブコーチとして活躍されている、ヴィランティ牧野祝子さんにお話を伺っていきました。祝子さん、どうもありがとうございました。
牧野:ありがとうございました。