はじめのごあいさつ
2025年3月6日に開催された東京グループコンサルティング(以下、東京グルコン)は、THE ONEコミュニティの皆さんが一堂に集まり、安心して学べる温かい場となりました。参加者の方々はTHE ONE所属歴が長いベテラン、何回も東京グルコンに参加されている常連の方から、今月~数か月前に入会した初めての方まで、経歴や想いもいろいろ。けれど、「自分と関わる人の人生やビジネスをもっと良い方向へ導きたい」という共通の気持ちが、会場にはしっかりと満ちていました。
今回のテーマは、
「一撃でファンになってしまう! ビジョンストーリーの作り方」。
ストーリーは、一人で悶々と考えるより、同じ志を持つ仲間と一緒にグループワークで素の自分をさらけだすほうが圧倒的に進みやすい、という考えのもと、今回の東京グルコンを開催しました。
この記事では、当日のプログラムを時系列で振り返りながら、特に印象に残った学びや素敵な場面、さらに新たにいただいたご感想を交えつつ、コミュニティにおけるサポートの大切さについてお伝えします。ビジョンストーリーの時間やQAでの盛り上がりなど、参加者の皆さんの声もあわせてご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
オープニングとイントロダクション
東京グルコンは13時から17時30分までのプログラムで進行しました。
受付を整えて、いよいよ参加者の皆さんをお迎えすると、会場に入ったばかりの初参加の方が「こんなに明るい雰囲気なんですね」と笑顔でおっしゃったのが印象的でした。
オープニングでは、代表の小林正弥から
「今回のテーマは『ビジョンを描き、関わる人のステージを上げる』こと」
というお話があり、皆さんが大きくうなずいていたのが印象に残っています。やはり「ただ稼ぐだけ」ではなく、「自分や大切な人たちが心地よく成長できること」に共感する声が多かったように感じました。
自己紹介タイムでは、「このようなサービスを提供しています」「最近ちょっと売上が伸び悩んでいます」「でも仲間と一緒にチャレンジしたい」という声がたくさん。皆さんがあたたかい言葉を掛け合ってくださったおかげで、あっという間に場が和やかになりました。
「成功の循環モデル」と関係の質
次に、ホワイトボードを使って「成功の循環モデル」について解説しました。これは、ビジネスで成果を出すうえで、売上のような結果に直結する数字だけに注目するのではなく、まずは“関係の質”を最初の基点として大切にすることが重要だという考え方です。
「まずは関わる人たちと良い関係を築くと、自然と行動も前向きになり、結果として売上や成果にもつながる」というお話を聞いたとき、私自身も「コミュニティサポートの基本はここにあるなあ」と感じました。実際に当日も、「いまのビジネスパートナーはコミュニティで知り合った人です」「お客さん同士が紹介し合って広がりました」といったエピソードが語られ、みんなでうなずき合う場面が何度もありました。
「六道輪廻」と人生のステージアップ
さらに、仏教の「六道輪廻(ろくどうりんね)」を例に「人は同じ悩みをぐるぐると繰り返してしまいがち」というお話もありました。
たとえば、人間関係でいつもつまずく、健康をおろそかにしがち、収入は増えても大切なものを犠牲にしてしまう……など、誰しもが持つ無限ループをどう抜け出していくかがテーマです。
私自身、「自分の苦手パターン」に気づく機会はとても大事だと思っています。
実際、このグループワークでも、
「私も同じ状況に陥ったことがあります」
「こういうときどのように乗り越えましたか?」
といったやり取りが自然に生まれていて、
「あ、これが私にとっての大きなテーマかも」と気づく方が多かったようです。
仲間同士で体験談を交わすうちに新たな視点を得て、人生のステージアップにつなげられるのは、とても素晴らしいことですよね。
QAの時間では、リアルだからこそ聞ける質問がたくさん
続く質疑応答(Q&A)の時間は、皆さんが気軽に手を挙げて質問する、活発なひとときになりました。オンラインだとちょっとためらうようなことも、リアルな場では言葉にしやすいのかもしれません。
特に「広告を出すタイミングや費用、具体的な集客手法」
「出版やコンセプトメイクに関する突っ込んだ話」など、
今まさに皆さんが直面している課題が次々に挙がって、先輩メンバーや出版経験者がその場で具体的なアドバイスをくれる姿が印象的でした。「リアルならではの熱量とテンポ」が感じられました。
〜初めて参加された方からのお言葉〜
今回初参加だった方は、次のような感想を寄せてくださいました:
「特に印象的だったのは、参加者の皆さまがすでに出版されていたり、実績を積まれている“ベテランの方々”が多く、場のエネルギーがとても高かったことです。まるで“ロイヤルカスタマー”のような雰囲気で、長く活動されている皆さまの空気感に圧倒されながらも、あたたかく迎えていただきました。
また、質疑応答の時間も活発で、実際の現場に即したリアルな声を聞けたことが大きな学びに。『ビジョンストーリー』の時間をもっと確保していただけたら、より深く掘り下げられるかもと思ったので、4月4日のフォローアップ会が楽しみです。
出版やコンセプトメイクについての話題も多く、自分のこれからの活動にも大きく関係しそうで、とても有意義でした。今後のプロジェクトにもつながりそうでワクワクしています。
初めての参加でしたが、席の配置や温かいフォローもあって、安心して参加できました。ありがとうございました。」
こうしたお言葉をいただけると、本当に運営冥利に尽きます。当日は、出版を経験された方や何度も実績を積まれた方が多かったこともあいまって、会場全体の熱量も高まっていたと思います。新たに参加してくださった方が「圧倒されつつもあたたかく迎えてもらえた」と感じられたのは、“ベテラン”の皆さんが相手を受け入れる姿勢をもともと大切にしているからだと思いました。
ビジョンストーリーのワーク
今回の東京グルコンで大きな注目を集めたのが、「ビジョンストーリーを作るワーク」です。
「自分の人生で経験してきた苦難や学びを、どうビジネスにつなげ、世の中に還元していくか」を言葉にしてみよう、という取り組みですね。
用意されたシートでは、以下のステップが示されていました。
- 私が実現したい世界(どんな未来をみんなとつくりたい?)
- そう考えるようになった原体験(どんなきっかけでそう思うようになった?)
- 多くの人がなぜそれを実現できていないのか(社会や個人の課題は?)
- その根本原因(くり返される問題の正体は?)
- 私が実行できるミッション(自分にできること、役割は?)
- あらためて「私が実現したい世界」(最終的なビジョンをもう一度まとめる)
1〜2分ずつグループでシェアし合い、最後に全体発表も行いました。
ある方は「お母さまが苦労する姿を見たから、家計管理や投資で不幸を減らしたい」、
別の方は「学校と家庭をつなぐ子育て方法を広め、子どもの悩みを軽くしたい」など、
それぞれのストーリーを語るときの表情がとても生き生きしていたのが印象的でした。
「もっとビジョンストーリーの時間を確保できたら、さらに深堀りできたのに!」という声もあり、その熱量が次回のフォローアップ会(4月4日)への楽しみにもつながったようです。私自身も「苦難を乗り越えたからこそ出せる強い思いが、ビジョンストーリーにはあるんだなあ」と改めて感じました。
〜ビジョンストーリーに感じたこと〜
コミュニティサポートとして、このワークから大きく3つの気づきを得ました。
- 苦難は学びの宝庫
参加者の多くが「家族の問題」「健康トラブル」「仕事の失敗」などを正直に話されていましたが、それこそがビジネスの原動力になっていると感じました。苦しい経験があるからこそ、同じ境遇の人を助けたい、世の中を少しでも良くしたいという強い思いが育つのですね。 - ストーリーが人を巻き込む
どんなに優れたノウハウも、背後にあるストーリーが伝わると共感の度合いがグッと高まると実感しました。自分の経験や想いを語ってくれる方の言葉には、自然と「応援したい」「一緒にやりたい」という気持ちを呼び起こす力があります。 - 言葉にすることで覚悟が生まれる
「モヤモヤしていたけれど、口に出してみたら腹落ちした」とおっしゃる方もいました。ビジョンを言語化すると、自分自身の覚悟が明確になるだけでなく、お客さまや仲間にも伝えやすくなると思います。
懇親会
東京グルコン終了後は、同じ会場で懇親会を開催。軽食やドリンクを囲みながら、先ほどのワークで感じたことを深めたり、お互いの近況やこれからの取り組みについて情報交換したりしました。初参加の方同士でも、席を回って積極的に交流される姿が微笑ましく、あっという間に時間が過ぎてしまった印象です。
最後のクロージングでは「今日の学びをどのタイミングで、どう行動に移すか」を皆で共有。すぐにLPを作ることを決めた方もいれば、まずお客さまとじっくり対話するところから始める方もいて、それぞれのスタイルがある中で「このコミュニティでなら安心して試せる」という声がとても印象的でした。「もし失敗しても、次の集まりでまた相談できますね」と言い合えるのがコミュニティらしい温かさだなあ、と改めて感じます。
まとめ
3月6日の東京グループコンサルティングは、限られた時間ながら本当に内容が濃かったです。参加者の皆さんが自分自身の体験や気持ちを素直にシェアし合い、「どうすればもっと相手を幸せにできるか」という視点でビジネスを考えていたからこそ、この熱量が生まれたんだと思います。
改めて、今回のイベントで感じたコミュニティのメリットは大きく3つあります。
- 安心して話せる場がある
苦手なことや弱み、心配ごとを共有しやすく、他のメンバーが助け舟を出したり、先輩の成功や失敗の事例を聞けたりします。失敗してもまた立ち上がるのを応援し合える雰囲気も魅力です。 - 成功事例と失敗事例の両方が吸収できる
出版経験のある方や何度も実績を積んでいる“ベテラン”が多く、経験談がとリアル。一方で失敗談や苦労話も正直に語られるため、リスクへの備えや具体的な対策を学ぶ機会にもなります。 - ビジョンストーリーで自己肯定感が高まり、行動につながる
「なぜこのビジネスをするのか」「どんな原体験があるのか」を言葉にすることで自分の方向性が明確になり、覚悟が生まれます。さらにお客さまや仲間にも魅力が伝わりやすくなるのが大きなメリットです。
初めて参加された方からも「ベテラン勢のエネルギーに圧倒されたけど、とてもあたたかく迎えてもらい勉強になりました」という声が上がり、コミュニティならではの“相互応援”の力を改めて感じました。
「もっとビジョンストーリーの時間を確保してほしかった」という意見もありましたので、4月4日のフォローアップ会や次回のイベントでは、そこをさらに深堀りできるよう工夫していきたいと思います。新しいプロジェクトにつながりそうな予感もあって、ますますワクワクが止まりません。
コミュニティサポーターとして何より大切にしているのは、「そこに来るだけで少し勇気がわく」「何か行動したくなる」という空間づくり。今回の東京グルコンでは、まさにそんな空気感を味わうことができたと感じました。これからも皆さんのビジョンがカタチになり、大切な方々と一緒に豊かな未来を築いていけるよう、しっかりサポートしていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。また次回、お会いできるのを楽しみにしています。