【受講生の声:あつみ ゆりか さん】ベストセラー著者が“本の学び”を一生ものの講座へ。BtoBからBtoCへの転身に挑む

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本記事では、ベストセラー『完コピ読書術』の著者であり、「完コピ読書アカデミー」を主宰されている、あつみ ゆりかさんのインタビューをお届けします。

本が先行してベストセラーとなったあつみさんですが、「本のノウハウとビジネスにシナジーがない」という課題を抱えていました。長年BtoBの世界で活躍されてきた一方で、読者一人ひとりの成長に直接関わるBtoCのビジネス——講座の立ち上げ・運営・集客には、ノウハウがないと感じていたといいます。

THE ONEで反転学習やコミュニティ運営を学び、「完コピ読書アカデミー」をスタート。「本一冊で手に入るノウハウなのに、講座に来てくださる方は本当にいるのか」という不安(マインドブロック)を乗り越え、自身の学びのメソッドを“一生もの”の講座ビジネスへと進化させています。

すでにベストセラーを生み出し、独自のメソッドを確立した“教える側”の第一人者。そんなあつみさんが、なぜあえて“学ぶ側”に身を置いたのか——。

今回のインタビューでは、ベストセラー著者がBtoCの講座ビジネスへ挑むまでの葛藤と、THE ONEで得た学びについて、お話を伺いました。

『完コピ読書アカデミー』主宰 あつみ ゆりか プロフィール

大人の学びプロデューサー/著者/経営者。SoZo株式会社代表。元マイナビウエディング初代編集長。2024年12月刊行の著書「今度こそなりたい自分になる!1冊まるごと『完コピ』読書術」(PHP研究所)は重版を重ね、4刷1.5万部を超えるベストセラーに。「ビジネス書グランプリ」ビジネス実務部門4位を受賞。本の学びを実践に変える「完コピ読書アカデミー」を主宰するほか、「本が読みたくなるラジオ」やnoteでの発信も精力的に行っている。

——まずは簡単な自己紹介と、「完コピ読書」にたどり着いたエピソードをお願いいたします

小林正弥: 今回はTHE ONEでサポートさせていただき、人生やビジネスのステージアップを果たされている経営者にお話を伺います。読書をアップデートする素晴らしいメソッドを開発され、著書もベストセラーになっている、あつみ ゆりかさんです。よろしくお願いします。

ゆりかさん: よろしくお願いいたします。あつみゆりかと申します。現在はSoZo株式会社という会社を10年経営しています。起業する直前はマイナビウエディングの初代編集長を務めており、独立後は最初、ブライダル業界向けにコンサルティングやメディア活用のメソッドをお教えする会社としてスタートしました。プランナーだった方々がマーケターになることを目指す会社です。

ゆりかさん: 私自身のキャリアは、25歳で結婚・出産をして一時期専業主婦になり、28歳で復職した時は、かなりダメなビジネスパーソンで全然仕事ができないと、もがき苦しんでいました。そんな時に出会ったのが「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」、通称“もしドラ”です。この本を完コピしたことで人生が大きく変わり、ダメマネージャーだった自分が売上を3倍に叩き出せるようになりました。それ以来、キャリアアップやスキルアップをしたい時には必ず一冊の本を師匠のようにやり抜く——その方法を一冊にまとめたのが『完コピ読書術』で、今その講座をスタートしている状況です。

小林正弥: マネジメントの壁に書籍で突破されたエピソードは、本当に臨場感がありますね。早く読める、記憶に定着する、そして使いこなせるという読書の変遷、さらには学びのアップデートは、業界の常識を覆す素晴らしいメソッドだと思います。それを講座としてより多くの方に提供するきっかけに携われたのは、非常に光栄なことです。

——THE ONEを知っていただいたきっかけは、どのようなものだったのでしょうか

ゆりかさん: 元々別のコミュニティでご一緒だった松田純さんという方がいらっしゃって、その方も本を書かれて講座をやられていました。本のPRの際に松田さんのコミュニティで講演をさせていただく機会があり、その前後で「私も本はあるけれど、自分のビジネスと全く関係ない本を書いてしまったので、そこそこ売れていてもビジネスにシナジーがないんです。どうしたらいいですか?」と相談したんです。すると「バックエンド商品をしっかり用意しないといけないよ」という当たり前のことを教えていただいて、「ではどうやるんですか?」と聞いたら「メソッドがあるから学んだ方がいい」とTHE ONEを紹介していただいたのが始まりです。

小林正弥: THE ONEでは、バックエンドの講座ビジネスがあって、その後に決定版となる書籍、という流れが多いのですが、あつみさんは書籍が先行して世に出たという逆の流れですよね。お客様のご縁でご入会いただけるのは、非常にありがたいことです。

——入会前のお悩みや、事業の課題感について改めてお聞かせください

ゆりかさん: ブライダルの事業も継続していますし、SDGsや営業を仕組み化するコンサルティングもやってはいるのですが、私は本を書いて、一般の読者の方と接することがとても楽しいと感じたんです。今まではBtoBなので、会社のためにお互いに作戦会議をするようなお仕事の提供の仕方でした。でも、直接ご自身の成長に関われることがすごく楽しいと感じて、BtoBからBtoCのビジネスに移行しなきゃいけないと考えました。

ゆりかさん: ただ、起業してからの10年も、会社員時代も、BtoCビジネスにはほぼ関わってこなかったんです。BtoBはビジネス的な合理性や価格優位性で選んでもらえますが、BtoCはもっと生っぽいというか、感情が動いて「買いたい」と思っていただくことがすごく必要です。その人の感情を動かすノウハウが私にはない、と感じていました。特に講座を立ち上げること以上に、運営していくこと、満足度を上げること、集客することに課題感があり、THE ONEに入会しました。

小林正弥: BtoBよりもBtoCの方が、関係性の中で購買の意思決定がなされるのは間違いないですよね。THE ONEとしても「ビジネスとは、自分を満たした考え方や方法をプロダクトにしてお客様に提供すること」と定義しています。そこには必ずご自身のビフォーアフターのストーリーがあり、時には常識や価値観が変容するような体験も含まれる。それをストーリーに載せて伝えることで、機能的なメリットを超えた情緒的な繋がりや、良いお客様との出会い、その先のコミュニティが形成されると信じてやってきました。

——入会後、講座のリリース後にどんな変化がありましたか

ゆりかさん: 私自身のマインドチェンジが結構起きました。講座は作りたいと思っていたのですが、本なら1,760円でノウハウが手に入ってしまう。それなのに、さらに私の講座に来てくださる方が本当にいるのかな、と正直半信半疑だったんです。しかも完コピ読書は最低でも6ヶ月は取り組んでくださいとお伝えしているので、ほぼパーソナルになり価格帯も高くなりやすい。その状態で本当に皆さんの購買まで至っていただけるのか、とても不安でした。

ゆりかさん: でも、いろんな講座をやられている先輩方がいて、例えばレッドオーシャンな健康系やダイエットといった分野でも、しっかり講座として選ばれている事例をたくさん知れたこと、しかもその方々と生で、リアルにお話できたことが、私のマインドブロックを外してくれました。これはすごく大きな価値でした。

小林正弥: 同じ情報でも、実際に成果を上げたご本人から聞くのか、ネット上に落ちている情報なのかでは、解像度も影響力も全然違いますよね。

ゆりかさん: 質問もできるんです。「こういう場合、本当にお客様はそう思ってくれるんですか?」とか、ネットではなかなか知れない苦労話や、逆に「それはすんなり行ったよ」という温度感も含めてインプットできたのが、すごく大きかったです。

——自分一人では得られなかった、解決できなかったと思うことはありますか

ゆりかさん: 結構、全部ですね(笑)。まず「反転学習」というやり方があるじゃないですか。あれがとても理にかなっていると思いました。コンテンツは動画でインプットするけれど、見ただけではダメなので、それを自分の中でアウトプットする過程をコーチや講師と一緒にやっていく。このアウトプットのバランスを講座としてどう落とし込むか、というのがまずすごく学びになりました。

ゆりかさん: しかも、これが完コピ読書術ととても近い思想で作られているんです。「人が手をかけるべき部分は人の手で、そうでないところは動画やテキストで」という考え方。完コピ読書も、本でインプットはできるけれど、アウトプットのやり方はこうするんだよ、と書いているので、その講座版という感覚で、すごく腹落ちしました。「あ、この形で講座運営をしたい」という完成形があったのは大きかったです。

小林正弥: インプットのハードルは低いけれど、アウトプットは外部要因やモチベーションの維持が難しい。だからこそ人の手が加わる。反転学習と完コピ読書の重なり、確かにと思いました。

——直接的なサポートや、コミュニティでの学び合いで良かったことはありますか

ゆりかさん: やっぱりイベントは素晴らしいですね。毎回、出て価値があると感じます。何年もTHE ONEに所属されている方々も毎回出られていて、最初は「なぜだろう」と思っていたんです。でも、何かで突き抜けた方々の事例を聞けたり、その方々とグループワークをしながら、もう一度自分のビジネスを見直せる機会を、皆さん価値として感じられている。その場がすごくエキサイティングなんです。白けて聞いている人が誰もいない、みんな熱い、という。

ゆりかさん: それを受けて「では自分は次にどういう行動をしなきゃいけないんだ」ということが見えて帰ってくる。値付けの部分でマインドブロックがあったところも全部解消して、「もうこの教えを完コピしよう」と思えて、講座が前に進んでいきました。反転学習と正弥さんたちのコーチングに加えて、イベントが定期的にあるという価値はすごく感じました。

小林正弥: AI時代に、ゼロにAIを掛け算してもゼロだと思っていて。人ならではの価値という中で、ご本人による事例の共有は体温を伴うもので、人を突き動かすものです。それをAIなども含めてコンテンツとして増幅させていく、という考えでやってきました。

ゆりかさん: もう一つあります。これだけのコミュニティと実績があるコンテンツホルダーである正弥さんが、直接私に1on1で伴走してくださるとは、あまり想像していなくて。きっと他の講師の方が1on1してくださるイメージだったんです。でも、かなりしっかり伴走してくださるし、私の講座のことを親身になって——もちろん全スタッフの方々がですが——まず正弥さんから一次情報をもらえるというのは、結構な驚きでした。

小林正弥: 包み隠さず言えば、僕もいろんな失敗の中でそこに戻ってきたんです。楽をしようと思えば認定講師に任せたいところですが、「誰から言われるか」や暗黙知的な部分も含めて、一定の属人性がある。その属人性は手放さず、一方で反転学習やコミュニティラーニングのようにレバレッジがかかるものを組み合わせて、1万人2万人は無理でも、100人200人300人のお客様を丁寧に伴走する。そこに現状、行き着きました。

ゆりかさん: それも含めて、全部が学びだなと思います。自分が当事者として正弥さんのコーチングを本人から受けられた喜びが、自分が講座を提供する時の受講生さんへの価値になる。コミュニティの運営の仕方も、「こういう時にみんな盛り上がるんだ」とか、一次情報として感じられる。だから全ての場面が学びです。

——THE ONEのコミュニティの雰囲気は、いかがですか

ゆりかさん: 実は私、不特定多数の人とたくさん喋るのが、こう見えて苦手なんです。周りには気づかれないのですが。だから「コミュニティをやっていけるのかな」という不安があったのですが、正弥さんもきっと同じ匂いがするなと感じていて(笑)。

小林正弥: 僕はもう引きこもりというか、知り合いがいなかったら誰とも話せないくらいコミュ力低めなんです。でも、人との繋がりは好きだし大事。だから自力に頼らず、お客様同士で活発に交流していただく方に振っているところはあるかもしれません。

ゆりかさん: その正弥さんの立ち振る舞いを見て、「私もこうすればいいんだ」と学びになっています。先日「ステージアップ合宿」に伺った時、スタッフのまこさんがすごくキーパーソンだなと感じました。人が好きで、みんなを救ってくださる。私もほとんど知っている方がいない中で、前日にお腹が痛くなりそうなくらい緊張して飛び込んだのですが、まこさんが「ゆりかさん〜〜」と受け入れてくださって、普段の自分でいいんだ、歓迎してもらえているんだ、と思えました。一つ一つ役割分担をされているので、自分で全部を背負わなくてもいいんだろうな、と感じられました。

小林正弥: コミュニティには母性が欠かせないと思うのですが、僕の得意な部分ではないので、母性溢れるスタッフにお願いしています。お客様と一緒に泣いたりしているのを見て僕も泣くのですが、隣で一緒には泣けないので(笑)。本当にありがたいですし、チームプレイですよね。

ゆりかさん: 他のコミュニティだと、どうしてもお金が前に出てきて序列ができて、ギスギスしてしまうところもあるじゃないですか。でもTHE ONEは全然そういう感じではなくて、みんな原石みたいにフラットで温かい。先に行っている方も教えてくださるし、逆に私のビジネス的なことを聞きに来てくださる方もいる。お金や売上の目標はもちろん大事ですが、そこだけによらず、人生のことを考える。そこもすごく私と合っていました。

小林正弥: 僕がコンセプトメイクで重視しているのが、自分の人生の歩みへの絶対的な肯定感・効力感です。経済指標だけだと、健康を害したり、序列や競争の中で勝ち上がるのは素晴らしいけれど、僕のような凡人だと犠牲にするものが多すぎる。まず自分の充足があって、それを他者に提供するのが教育ビジネスの本質だと思っています。一人ひとりが唯一無二の存在、という世界観を大事にしています。

ゆりかさん: 私も会社員時代は、目標の数字に囚われていました。マネジメントをする立場でもあったので、達成率を追ううちに、本来は売るべきではないお客様にも売らなければいけなくなる。それが私にはかなり心苦しくて……。会社の合理性で叩き出された数字に、だんだん心がついていかなくなってしまったんです。会社員に向いていないと思った理由でもあります。

小林正弥: それは、とても健全な感覚だと思います。ビジネスの最前線にいながら、その感覚を失わずにいられるのは、本当に素晴らしいセンスですよね。

——THE ONEのプログラムやコミュニティは、どんな方にお勧めできそうですか

ゆりかさん: まず著者の方々はもちろん、すでに自分の講座を持たれている方にもお勧めです。私はこの反転学習が本当にいいと思っていて、1対Nの集合型で教えている方も、1on1で教えている方も、反転学習やコミュニティの作り方を学び直して、自分の講座を進化させたい方には、すごくお勧めだなと思いました。

ゆりかさん: もう一つは、自分の中にノウハウがあるけれど、それをどうやって人に教える形まで体系化したらいいか分からない、講座の作り方が分からなくて止まっている方。そういう方への示唆もフォーマットもたくさんあります。「まずは誰かに何かを教える立場になりたい、講座を立ち上げてみたい」という、それこそ会社員の方でも、起業し立ての方でも、ぜひ学ばれるといいんじゃないかなと思いました。

小林正弥: 全国の著者の方や、何か人に教えたいものをお持ちの方を、僕もぜひサポートさせていただきたいです。

——最後に、あつみさんの今後のビジョンや叶えたい未来についてお聞かせください

ゆりかさん: 私はもう、この先10年「著者」で居続けると決めているんです。目標というよりは、決めたんです。今も2冊目、3冊目を進めていますが、新しいノウハウを世の中に出していく中で、本以上に学びたいと思った人の学びの場を循環させていける仕組みを作っていきたい。本とコミュニティをセットで運営していける人になりたい、というのが私のビジョンです。

小林正弥: なぜ10年、著者であり続けたいんですか?

ゆりかさん: 書くのが、ものすごく好きなんです。ノウハウを本にする工程がものすごく楽しくて、生きてるって感じがするんです。本なら2,000円くらいで買っていただけるし、間口が広い。YouTubeは細切れで一本で伝えきるのは難しいですが、本なら一貫性を持って、そのテーマを伝えきることができる。私は本の可能性を、このAI時代でもまだまだ信じているので、定期的にお届けできるコンテンツホルダーでありたいです。

小林正弥: 僕も本の力を信じている一人です。映像ではなく一ページ一ページ主体的に読み進める、ある意味体力のいるメディアだからこそ力もつくし、身になる。さらに完コピ読書は、使えるスキルまで消化することができる。まだこの本を読んでいない方は、ぜひまずこの一冊を読んでから、次の2冊目、3冊目に進んでいただきたいなと思います。本日は『完コピ読書術』の著者で、本プログラムを開発されたあつみ ゆりかさんにお話を伺いました。ありがとうございました。

ゆりかさん: ありがとうございました。

あつみ ゆりかさん 関連リンク

【公式プロフィール】あつみゆりか 公式情報(https://www.sozoinc.jp/profile_atsumi

【完コピ読書アカデミー】本の学びを実践に変える講座(https://www.sozoinc.jp/kancopi_academy/lp/01

【本が読みたくなるラジオ】(https://hon-radio.com/

【note】あつみゆりか(https://note.com/sozoatsumi

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