【受講生の声:平塚知真子様】今までのオファー金額の3〜5倍の提案に成功
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「Google120%活用実践講座G-COS(ジーコス)」を主宰している平塚さん
田中 : こんにちは。本日は、イーディーエル株式会社代表取締役、平塚知真子さんに成功事例インタビューをさせていただきたいと思います。まず正弥さんから、ご紹介をお願いします。
小林 : 素晴らしい教育プログラムをされていますが、皆さん「知真子さん」とフレンドリーに呼んでいるので、今日は知真子さんと呼ばせていただきます。
知真子さんはもともとエデュケーションデザインラボという、教育をデザインするところで事業をされています。
ITを使った生産性アップのプログラムを、人手不足の中小企業や、学校教育がITを活用していく中で、なかなか人がそれを活用するのに追いついていかないという課題があると思いますが、そこで知真子さんのプログラムを、民間の企業も学校教育も求めているということで、事業を伸ばされています。
日本のトップマーケッターといわれている神田昌典さんも、そのプログラムがすごいということで、マーケティングパートナーとして支援されています。よろしくお願いします。
平塚 : よろしくお願いします。
ビジネス&教育向けの2つのプログラムを同時進行
田中 : マーケッターの先生からもお墨付きのプログラムをされていますが、あらためてプログラムの内容を教えてください。
平塚 : プログラムのタイトルは、Google・コンプリート・オンライン・セミナーの頭文字を取って、G-COSとしました。今、ビジネス向けと、エデュケーション向けのプログラムを、2本同時につくっています。
Googleのアプリというのは、皆さん、Gmailや、Googleマップ、Googleカレンダーはご存じですが、それ以外にもWordのようなドキュメント、Excelのようなスプレッドシート、他にもビジネスの現場や学校の教えるというところで、非常に便利なアプリが20種類ぐらいあります。
それをどういう場面で、どういうふうに使えば一番効果が出るのかということが分かるように、動画と、実際に自分で動かして答え合わせをするというサービスと、1年間のFAQという形でやっています。
Googleは連携させて使う事で自短管理になる
田中 : 先ほど知真子さんから20種類という数字が出ましたが、実際Googleを使いこなしている方は全然いない感じですか。
平塚 : もっとたくさんの人が使っていらっしゃると思い込んでいましたが、去年6月に実際に小学校のトレーニングに行ったり、今年1月から企業の方に説明会をする中で、10人中8人ぐらいがさっき言った三つしか知らないとおっしゃっていて、びっくりしました。
田中 : Googleのアプリをしっかり使えば、生産性は変化していくんじゃないかと。
平塚 : 全部知って、全部使えないといけないということではなく、どの場面で何を使うと効果的かとか、皆さんGmailはGmailだけ、カレンダーはカレンダーだけと単独で使っていると思いますが、連携させて使うとものすごく時短するといったようなことを誰もされていなくて、連携させる技などを中心にお伝えしています。
THE ONEで2000人が受講する講座を設計できた
田中 : クライアントさんは、どういった方がターゲットですか。
平塚 : エデュケーション向けは、教育委員会から私学の中高一貫校からいろいろです。最近では、大学の学部でも導入いただいて、1600人の学生さんがうちの講座を見ていただけるようになりました。
企業向けでは、数はそんなに多くないですが、業種はいろんなところで、サービス業から建設業までいろいろで、一人起業家さんから100人ぐらいの企業さんまでさまざまです。
小林 : 何人ぐらいがG-COSを受けているんですか。
平塚 : エデュケーションとビジネスを合わせると、2000人ぐらいです。
小林 : まだ1年ぐらいですよね。
平塚 : 1年たってません。6月に正弥さんにお会いして、ヒントをいただいて、すぐ売れちゃって、「待ってください、つくります」と言って、9月から提供しているので、あと2カ月で、10かカ月たちます。
小林 : 1年足らずで2000人受講ですか。
平塚 : 大学の学生さんは、通常の課題をちゃんとこなすというプログラムではなくて、動画を閲覧するプログラムですが、できるだけ1人でも多くの方に見てもらって、効率の良いGoogleのアプリで生産性を高める使い方を知ってもらいたいと思っているので、すごくうれしく思っています。
4つのスキルを掛け合わせる事でコンセプトが固まった
田中 : 新講座型ビジネスに出会う前、どういった課題や悩みがありましたか。
平塚 : 自分の経験やお伝えしたいものを、どんな形で商品にすればいいのかが分かっていなくて、新講座型ビジネスに来てびっくりしたのが、パッケージにするということと、四つのカスタマーサクセスをパッケージにして、一つの目的ではなくて、四つのスキルを身につけられるんだよという、そこのコンセプトだったり、あとは何しろ値付けの部分です。
エデュケーションは特に予算があまりない業界なので、安く販売していましたが、カスタマーサクセスが何なのかというところで、考える手法を教わって出した金額が、すごくチャレンジングだったんですが、それをクリアしてすぐに売れちゃったのが、びっくりしたところです。
パッケージ化をして値付けする考え方は目から鱗でした
田中 : 四つの専門性の掛け算、カスタマーサクセスのところですね。
平塚 : パッケージ化して、どういうふうな根拠で値付けするのかという考え方を教えていただいたので、それが目からうろこでした。私はいろんなビジネス書を読んだり、勉強会に出ていましたが、正弥さんから「回収するための先行投資でしょ」というお話もあり、何のためにやっているのかというところで、正当な価値を自分も受け取ろうと決意しました。
田中 : その体感、実感はいかがですか。
平塚 : 出会って、説明会聞いて、1回目の講座が始まる前に、ほぼほぼつくってしまいました。THE ONEに入るメリットというのは、正弥さんが持ってらっしゃるコミュニティーや、あと常に努力されているので、会うたびに刺激をいただけることで、成功されてからのスタンスが素晴らしいなと思っています。
10年間のピースが固まった!セミナー受講当日で即決して受講を決意
田中 : 最初セミナーに来て、その場で即決されたんですか。
平塚 : たまたまその日、参加者が少なくて、説明会だったんですが、個別に結構コメントをいただけて、エデュケーションのG-COSの元となるアイデアをお伝えしたら、「すごくいいよ」と言ってくださって、「これでいいんだ」と思いました。
小林 : そのときパカーンとひらめいたんだと思いますが、それが今の主力事業になるというイメージはありましたか。
平塚 : 私の中では最後のピースがはまった感じでした。ずっとこの10年間努力してて、最後のピースがないばかりに、稼ぐというところで結果が出ていなかったんですが、そこで「あ、これだった!」という感じでした。だから早かったのだと思います。
レベルが高いメンバーと一緒に相互成長を実感
田中 : THE ONEでは、四半期ごとに目標を設けて、達成者だけが行ける合宿がありますが、知真子さんから見て、あの場の雰囲気はいかがでしたか。
平塚 : 今回初めて参加させていただいて、沖縄に行きましたが、あっという間に時間がたちました。一人一人のフィードバックを丁寧にみんなで考えるという感じで、他の方のプログラムについて一緒に考えることが、自分にとっても学びになるという相互作用がありました。
皆さんレベルが高くて、一緒にいて心地がいいというか、学びになる方が多く、濃密な時間を過ごせました。私自身も自分のことはよく分からないので、そのフィードバックをいただけたということは、他ではなかなか難しいことだと思いました。
私、哲学大好きなので、カタカナ用語とか概念をつい語ってしまうんですが、そうすると何を言ってるから分からなくなって、違う世界の人みたいに思うと言われたときに、そうだったのかと思い、それを変えるためにどうすればいいかというアイデアをくれて、素直に採用することにしました。
小林 : 社長さんというのは、1人の主なので、社員もお客さんも本当に思ってることを言ってもらえないというのが大半だと思います。僕らのコミュニティーは、そういう社長さん同士が、リスペクトを持ちながらも、これは違うと思ったら、「全然よく分からない」とか言い合いますよね。それはどうでしたか。仲良くなっているように見えましたが。
平塚 : 「そうだったのか」という気付きだったり、その方のアドバイスに従ってTHE ONEの定例のときにやってみたら、「すごいよかった」と言われたので、成果が出たんだなと思い、感謝してます。
講師の正弥さんの本気さを日常の態度や言葉の端々で感じます
田中 : THE ONEでは、相互支援コミュニティーというのも大切にしてるキーワードですよね。
平塚 : 正弥さんのカスタマーサクセスを本気で実現するというのが、言葉だけじゃなくて、日常の態度や言葉の端々に出てらっしゃるのが感じられるので、そこは見習わないといけないと思います。
小林 : ちなみに、どういうところですか。
平塚 : 一番印象に残っているのは、懇親会であまり会場がよくなくて、みんなが「ここで、この値段?」とがっかりしてるときに、「今日は全部僕が持ちます。
スタッフのセレクトミスだから、全部返金します」と即決で、あれはなかなかできることではないと思いました。見てるところが小さくないというか、本当に何をここで提供しなくてはいけないかということに、かなりコミットされているというのは感じます。
新講座型ビジネスを活用して全国各地でのトレーナー養成を実現させます
田中 : 今後、知真子さんの中でどういうビジョンがありますか。
平塚 : G-COSは新講座型ビジネスをもとにして、オンライン講座、反転学習、テキスト、あとは講師の前でというのを真似しましたが、どうしてもオンラインだけだと難しくて、トレーナーを派遣して、対面でのトレーニングというものが、モチベーションやカスタマーサクセスを実現するのに欠かせないと思っています。
テクノロジーと業務を融合させるスキルを、プロフェッショナルデベロップメント、専門的能力開発とアメリカでは言うらしいですが、私たちはPDトレーニングと呼んでまして、そのPDトレーナーを全国各地に登録していただいて、その人たちを中心にG-COSを広めていきたいということで、今動き出しています。
沖縄が一番早く形になる予定です。沖縄合宿がきっかけで、7月4日に1回目の説明会をやって、おとついまた行ってきて、今月もう1回行きます。気が付いたら、トレーナーになりたいと言ってくれる人がいて、説明会に来て1日研修を受けた方が7、8人います。
皆さん、今回沖縄を中心になって立ち上げてくれている方の知り合いだったり親戚だったりなので、まず信頼できる人と協力関係をつくって、高い志を持って、IT活用で生産性向上というところを一緒につくりたいと思います。
今、全国的に雇用創出とか女性活躍とか地方創生とずっと言われてますが、その一助になればいいなという思いでやっています。これからは副業がキーワードですから、うちの仕事を毎日してもらわなくてもよくて、1カ月に3回ぐらい1日トレーニングを担当していただければいいわけなので。
女性活躍や地方創生の貢献を実現させたい
田中 : 雇用機会を創出していきたいという思いも。
平塚 : そうです。学校だったら、お母さんたちボランティアで、そういう技術を教えてあげて、有料の講座をうちが受託したときには、そのトレーナーさんを派遣するというようになれば、ビジネスと教育を一緒にやる意味があるかなと思います。
エデュケーションだけだと難しくて、なかなか決まらないし、なかなか予算化しないので、そこを一緒にハイブリッドで変えていくムーブメントになればと思ってます。
田中 : 壮大なビジョンですね。PDトレーナという専門職のトレーナーさんを育成する、そこに対して新講座型ビジネスで学んだことというのは、人材育成にも。
平塚 : コミュニティーのつくり方や、コミットの仕方も、私たちが頑張るのではなくて、トレーナさんに頑張っていただかないといけないので、特に自分の住んでる地域をよくしたいという思いのある方に、各エリアで頑張っていただければ一番いいなと思っています。
田中 : プログラムと人材教育の、両軸できているということですね。
平塚 : 自分の住んでる地域が大好きだという人が、社会に貢献できて、しかもそれがお仕事になるというのが大事だと思っているので、その両立を目指して、今後また正弥さんに相談しながら進めていきたいと思っています。
自分の実績やキャリアを新しい形で世の中へ
田中 : あらためて、新講座型ビジネスはどんな方にお勧めしたいですか。
平塚 : ある程度自分の実績やキャリアがあるけど、それをどうやったら自分のサービスにしたり、世間に露出していけばいいのかを考えあぐねている方は、新講座型ビジネスの切り口はお勧めできると思います。
自分の持っている知識を、カスタマーサクセス、四つのスキルがどこなのかということと兼ね合わせてアウトプットしていく作業になるので、私自身もそうでしたが、新講座型ビジネスに入るまでは、アウトプットしているようでほとんどしていませんでした。
新・講座型ビジネスの構築はクリエイティブで楽しかった
全部私の中にノウハウがたまっていて、みんなに分けてあげたいと思っているけど、全然少なかったと思います。今はすごくアウトプットできていると思います。今まで学んできて、自分の中で消化されたものを形にしたという実感があるので、やっててすごく楽しいし、クリエイティブな作業だったと思います。
講座が自分の思いを伝えてくれる表現の仕方だと思うので、それがまた価値があれば高く売れるということなので、本当にこれは新しい稼ぎ方だと思います。
四つの専門スキルを掛け合わせた事で1つの形になった
田中 : 知真子さんのご活躍を見て、正弥さん、いかがですか。
小林 : 知真子さんがこれから担っていくものは大きいと思いますし、知真子さんの会社で正社員として雇用するだけではなくて、いろんな形がトレーナーパートナーとして広がっていくというのは、スケールしやすい形だと思うので、これから楽しみです。
田中 : 今までの知真子さんの専門知識を、プログラムにして体系化されたというのが伝わってきます。
平塚 : 見た人が、意外と知ってると思ったけど、全然知らないことが多くて、本質的なことを教えてくれて、ただのGoogleのアプリの操作ではなく、四つのスキルの掛け合わせというところで評価していただいて、うれしいです。
田中 : 本日は、イーディーエル株式会社代表取締役、平塚知真子さんにお話を伺いました。ありがとうございました。