休みがほとんど取れず、売上も不安定でした

絢香さんがTHE ONEに入会されたのは2021年ですが、THE ONEに入会する前はどんな悩みを抱えていたのでしょうか？

「以前は対面の講座やセッションを中心に行っていました。そのため、休みがほとんど取れず、常に人のスケジュールに合わせて動くような形でした。さらに出張も頻繁にあったため、帰ってきてもすぐ荷物を詰め直して移動するというような状態でした」

「THE ONEに入ったきっかけは、もともと知り合いがTHE ONEに入っていて、そこで成功している様子を見たのがきっかけです。仕組み化やシステム化がされていて、毎月安定した売上を作れるようになっているのを見て、私もそのようにしたいと思いました」

「その当時、私は毎月の売上が自分の気分に左右される状態でした。”今月は頑張ろう！”と思うと売上が上がるのですが、テンションが下がった時は全く動けなくなり、売上も激減してしまうという不安定な状況だったんです。そのため、安定的に収益を作れるようになりたいと思い、THE ONEに興味を持ちました」

「ただ、最初の２年ほどは幽霊部員のような状態が続いていました。しかし、いよいよ去年の秋頃に”このままではまずい”と自分の中で思い始めて、”いい加減、自分の道をはっきりさせないといけない”と決意しました。そのタイミングで正弥さんの個別面談を受けたんです」

「その時に正弥さんから、１セッションいくらという形での仕事のやり方では、頑張っても売上を２倍程度に増やすのが限界であること、また、一人社長として良い時で年商3,000万円に到達しても、時間が全く取れなくなってしまう、という話をされました」

「そして、10倍の成長を目指すためには、自分のやるべきことを重要な２割に絞り込み、それを仕組み化して伸ばしていく必要があると教わりました。その内容に納得し、行動に移そうと決めたんです」

「私は以前から、ついつい外向きに目を向けすぎてしまい、本来やらなければならないこと、つまり先ほど正弥さんが言っていた”重要な２割の部分”を見失ってしまう傾向がありました。結局、すべてを自分一人で抱え込んでしまい、10割の仕事をしてしまうんです。それがずっと続いていました」

「いつも正弥さんがおっしゃる”自分の動く時間を減らしながら収益を上げる方法を考える”という点に改めて気付かされました。今までは、インストラクター業を続けていれば、動けば何とかなると思っていました」

「私たちのような仕事は、もともと働けば売上は上がると考えがちですよね。ですが、やはりそれだけでは不十分で、きちんと考えて、どうすれば効率的に売上を立てられるかを模索する必要があると痛感しました」

「実際に時間の使い方が大きく変わりました。意識的に休みを取り、仕事の内容を絞り込むようにしました。また、自分がやらないことを決め、できるだけ他の人に任せるようにしています。必要のないものを手放すことを意識的に行うことで、より効率的に時間を使えるようになり、仕事の質も向上しています」

「また、オンラインに切り替えたことで、時間的な自由が大幅に増えました。私自身、結婚しているので、家のことや家族の時間も十分に取れるようになったのはとても大きな変化です」

自分史を振り返ることで、独自のコンセプトが見つかりました

THE ONEでは、コンセプトメイクから始まり講座構築を行い、その後セールス、集客、チーム作りといった流れで講座型ビジネスの構築を進めていきますが、その中で、THE ONEのメソッドが特に役に立った部分はどこでしょうか？

「私はやっぱりステップ１の”自分史”の部分ですね。ビジネスをする上で、いろいろな商品を売ったり物を売る際、どうしても商品ありきで自分がいる形になってしまうことが多いんです。でも、その方法だと商品がなくなった時に”自分じゃなくてもいい”という話になってしまいますよね」

「だからこそ、もう一度自分史を見直し、自分の過去を振り返りながら”どうして今この地点にたどり着いたのか？”をクリアにしていくことが大切です。そうすると、なぜ私がこれを売ろうと思ったのか？なぜ私がこれをやろうと思ったのか？なぜ私はこれを人に伝えようとしているのか？がすごく明確になっていきます」

「ここがしっかりしていないと、ただの物売り屋さんになってしまう気がしていて、私はこのステップが特に気に入っています」

「私が自分史の話をした時、周りの皆さんが”そんなことあり得るの？”と驚いていました。私にとっては当たり前のことでも、周りの人には驚きだったみたいです。それで、”それで行きましょう”となった時、ものすごくコンセプトが明確になったのを覚えています」

「コンセプトが明確になったことで、Instagramの発信内容も変わりました。これまでのターゲットはボディメイクを中心にしていたのですが、最近は少しダイエット向けに切り替えるようにしました。ダイエットを希望する方は食べたいけど痩せたいという感情を持っていることが多いので、そのニーズに応える形に変えたところ、顧客層が少し変わってきたように感じますね」

「後は、集客やセールス、講座作りの部分ですね。正弥さんに紹介していただいたり、アドバイスをもらえるので、自分で一から探す必要がなく、どこに相談すれば良いのか、どこでランディングページ（LP）を作れば良いのかといった情報がすべて揃っているのが非常に助かっています」

「THE ONEの良いところは、講座型ビジネスという単一のビジネスモデルを、さまざまなジャンルで何百人ものメンバーが実践していることです。そのため、養成講座の構築やLP作成、広告運用などで、どの業者が得意なのかといった情報がコミュニティ内に蓄積されています。また、成功したケースも失敗したケースもすべて共有されているので、情報の信頼性が非常に高いです」

「ビジネス系の講座やコンサル系の方々は、あまり失敗談を話さないことが多いと思います。しかし、正弥さんは本当に率直に話してくれるので、”そんな話もしてくれるんだ”と驚くことも多いです。その分、信頼感が増しますね」

「定期的に開催される合宿や成功事例研究、実践レポートなども非常に役立っています。自分が少しつまずいている時やうまくいっていない時に、つい他の場所で情報を探しがちになるのですが、THE ONEに戻ると必ず何かしらの答えが見つかるんです。そういう点で、非常に助かっていますし、心強い存在です」

「合宿のおかげで、自分のビジネスにおける方向性が非常に明確になり、大きな収穫を得られたと思います。合宿は春と秋の年２回行われています。春の合宿を経て、６月には月商450万円を達成しました。それ以前の４月は、売上がほぼゼロで、100万円にも届かない状況だったのですが、そこから５月、６月、７月と３ヶ月連続で月商400万円以上を維持しています」

来年は１億円という新たなステージに挑戦したいです

最後に、今後の目標や課題について伺いました。

「昨日確認したところ、今年のトータル売上がすでに2,000万円ほどになっていました。ただ、昨年一度だけ自力で必死に3,000万円を達成したことがあるのですが、その時は本当に死に物狂いで、二度と同じやり方はしたくないと感じました。そこで、やり直そうと決め、今の形でスタートしています」

「次は、仕事量を減らしつつ、さらに成長していきたいと考えています。現在の課題としては、受講生の多くが主婦の方や全くの初心者で、約８割がインストラクター業やビジネス経験のない方なので、彼女たちに自信を持たせ、次のステージに進めるようサポートすることが課題となっています」

「さらに、自分自身も来年には１億円という新たなステージに挑戦したいと考えています。これまでの３ヶ月は順調に成果を上げてきましたが、次の３ヶ月がまた新たなターニングポイントになると感じています。ぜひ、今後の方向性や課題解決について正弥さんからアドバイスをいただきたいです」

「正弥さんにお会いするたびに、初心に立ち返る必要性を強く感じます。ビジネスの本質や、自分がどのようになりたいかというビジョンがよりクリアになります。来年以降、しっかりとステップを踏んで、目標である年商１億円を達成したいと思います」