【Shin】外資系コンサルタントの超勉強法

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外資系コンサルタントShinさんとは?

【Shinさんプロフィール】

東京都出身。大学卒業後、コンサルティング会社に就職し、現在は戦略コンサルタントとしてご活躍。仕事や英語、就職活動やキャリアなど、役に立つ情報をブログやSNS等で提供。仕事の悩みを解決するオンラインコミュニティ「Players」を運営。「コピー1枚とれなかったぼくの評価を1年で激変させた7つの仕事術」著者。

【著書】『7つの仕事術』
【公式HP】Players公式サイト


小林 : THE ONEとTHE GOALの皆さん、こんにちは、小林正弥です。今回も著者インタビューを始めさせていただきます。今回もスペシャルな著者の方に来ていただいております。今回のテーマは、“コンサルタントの勉強法”ということで、コンサルティング第一線で活躍されて、ビジネスの著者、そして500名規模のオンラインサロンの主催者でもあり、さまざまな活動をパラレルキャリア的に展開されているShinさんにお越しいただきました。よろしくお願いいたします。

Shin : 皆さん、よろしくお願いします。

小林 : まず簡単に僕から、Shinさんのご紹介をさせていただきます。現役ばりばりのコンサルタントであり、500名規模のPlayersという、僕も入会しているオンラインサロンを主催されています。月間ページビューが25万PVのビジネスメディアを運営されていたり、2冊の著書を出されたり、幅広くご活躍されています。

Shin : ご紹介いただきましたShinと申します。正弥さんのことは昔から存じ上げていて、今日はTHE ONEとTHE GOALの方々に、勉強法や思考法、あとブログを活用したインプットとアウトプットの方法について、1時間ほどお話できればと思います。

コンテンツをつくるために考えるべき自分に合った勉強法

小林 : 今、情報発信というところが鍵になっている方が多いと思います。集客の中で、いかに自分のパーソナルメディア、ブログ、Twitter、Noteというところで発信をしていき、自分の認知拡大をして集客につなげていくか、ここに取り組まれている方が多くいらっしゃいます。けれども「何をどう書いたらいいか分からない」というところで、止まっている方もいると思います。パーソナルメディアでの情報発信、コンテンツをつくるということに向けたインプットとアウトプットの勉強法というところを、ぜひShinさんに1時間、ご指導いただきたいと思います。

Shin : まず最初に、私の一つ目のブログ記事、“人生を変える思考7カ条+1”について解説した記事についてお話しします。その後、もう一つの記事、“コンテンツを無限に作り続ける6ステップ”ということで、ブログもそうですし、他のコンテンツに関しても、どういうふうに作っていくのか、その前提、どうすればインプットとアウトプットを早く回せるのかという話をしていきたいと思います。

まず、“思考の7カ条+1”について、お話をしていきます。僕は新卒でコンサルタント会社に入りましたが、その後仕事が全然できなくてすごく苦労しました。先輩からは怒られるし、同期や後輩からは馬鹿にされるし、仕事やめるしかないというところまで追い込まれたことがあります。そのときに「頭がよくなりたい」とすごく思っていました。頭さえよくなれば、仕事もうまくいくし、お金も稼げるし、辛い日々から抜け出せるかもしれないし、そもそも頭がよくなれば、今ある不幸なことは全部解決できるのに、自分にはそれがないから苦労していると考えていました。それから頭がいい人が書いてるいろんな本を読んだり、セミナーを受けたりしましたが、あまりしっくりきませんでした。

当時の仕事がうまくいかなかった自分には、あまり響きませんでした。言ってることがハイレベルすぎたり、具体的にどうすればいいのかというところに落ちてきませんでした。その後、いい上司に巡り合ったり、自分なりの勉強の仕方を編み出したりして、少しずつ仕事の結果が出て、その仕事の結果が出てきたからこそ、過去の自分みたいな人を救えないかと思って、ブログを書いたり、YouTubeで発信したり、オンラインコミュニティーをやっています。
ブログ一つで全部を語り尽くせるとは思っていませんが、僕が仕事1、2年目のときに、このとおりにやっていれば、もしかしたらもっと早く泥沼から抜け出せたかもしれないと思ったものが、“思考の7カ条+1”になります。

講座型ビジネスの構築にも活かせる「思考の7カ条+1」

小林 : Shinさんに、そういううまくいかない過去があったということで、ぐっと身近に感じられますね。

Shin : 今でも完璧というわけではなくて、悩むことはありますが、最初の何もできずに苦しんでいた状態からは抜け出せたのかなと思います。
皆さん、正弥さんの講座を受けて、自分の講座型ビジネスをつくろうとしていると思いますが、それをつくるときにも、この“思考の7カ条+1”が有用なのではないかと思います。正弥さんの講座を受けていても、なかなか進まないというときには、この“思考の7カ条+1”が抜けてるかもしれません。自分はこれができているかなと、自分ごとに置き換えて聞いていただければと思います。聞くだけではなくて、自分に照らし合わせたり、自分でやってみることが大事だと思います。

“思考の7カ条+1”の“+1”は何かと言うと、暗記です。「暗記:完全記憶、すべて刻み込むことでやっとスタートライン」と書いてます。人はどうしても自分のことを信頼しすぎています。一回話を聞いたり、一回本を読んだり、一回講座を受けたら、自分はできるようになったという勘違いを起こしてしまいます。例えば今教えを受けている先生が、「ここは大事ですよ」「ここは覚えておいてください」と言ったことは、すべて暗記すること、それがスタートラインだと思います。その使い方やポリシーが腹に落ちていなくて、暗記もできていないと、使い切れないということになるので、まずは大事なことを暗記することです。

思考トレーニングをしてほしいという方がいらっしゃったときに、まず“思考の7カ条+1”を覚えてもらうところから始めていて、それを覚えて初めて自分で回せるようになるので、まず暗記することが大事だと思います。
二つ目は、課題特定です。皆さん、講座型のビジネスでも、個人のコンサルティングでも、ソフトウエア開発でもなんでもいいですが、「これが解決策です」とすぐにお客さまに解決策を渡そうとしてしまいがちですが、それだとうまくいかないケースが多いです。お客さんが何に悩んでいるのか、抱えている課題は何なのか、このビジネスの構造的な問題は何だろうと、まずは今うまくいってない理由、現状と課題の特定が大事です。それからソリューションに落としていきます。なぜ皆さんの知識や講座を、お客さんが知りたいと思っているのか、それを知ることでお客さんはどういうふうに変わるのか、なぜうれしいのかということを考えていくといいと思います。

僕の友達でうまくいってる起業家の人がいますが、その人は最初にビジネスを起こしたときはうまくいかなくて、次に起こしたときはうまくいきました。何が違ったのかを聞くと、最初にビジネスを起こしたときは、「あればいいな」というビジネスをつくってしまったと。それは、確かにあればお客さんはうれしいんだけど、それ止まり。次は、「それがないとどうしても困る」という商品をつくったと言ってました。課題特定する際も、「解決されたらうれしいな」ではなくて、「この課題はなんとしても解決しないとやばい」というような課題を選ぶといいかと思います。
僕の場合、仕事で結果が出ない、毎日仕事が辛いという課題を解決するために、本を出したり、ブログ書いたり、いろんな情報発信をしていて、僕はそれをすごく切実な課題だと感じていました。同じような課題感を持っている方は、それがもし解決できたとしたら、その人たちはむさぼるようにブログを読んでくれると思うし、コミュニティーもできるし、本も売れると思って、そこに特化したブログや本を書いています。

相手に行動してもらうためにまず追求すべき事

小林 : コンテンツとしてブログに書いたり、オンラインサロンで扱っているテーマと、Shinさんが今直面している課題感のレベルに、ある程度差があると思いますが、そこは目線を下げてコンテンツをつくったり、情報発信をされていますか。

Shin : 基本的には、後輩に向けてアドバイスするようなイメージで、ブログは書いています。コミュニティーの場合は、自分の現在の状況に近いかもしれません。かつコミュニティーは、実際に困っている方々に、チャットで相談に乗れるので、そこで個別化した解決策をお出しするという形でやっています。
次に、Whyの追求、具体化です。「お客さんがこれに困っている」という課題特定ができたとき、「それってなんで困っているんだろう?」という「なんで」を繰り返すことが大事だと思います。よく言われるトヨタの「なぜなぜ5回」がありますが、シンプルに本質的な理由というのは、みんな気付いてなくて、そこに気付くためにWhyの追求をなるべくしておくといいと思います。これが甘いと、お客さんからの潜在的な疑問に応えきれなくなります。

Whyの追求をしつつも、「具体的にそれってどういうことなんだろう?」と、行動できるレベルまで数字や具体的な行動に落とせるかというところが、次に大事になってきます。最終的に、明日これをやる、次の1日にこれをやるというように、タイムフレームに合わせた具体的なアクションまで提示をしてあげると、お客さんのほうもハードルが下がって、実際自分のサービスを使ってくれるので、このWhyの追求、具体化、アクション化を意識して、お客さんと話していくといいと思います。

小林 : Whyの追求というのは、今すぐ解決したいという熱感のある課題を特定するために、Whyを繰り返すということですか。それとも、あらゆることにおいて、自分の思考としてWhyの追求があるんですか。

Shin : 課題特定もそうですが、どちらかと言うと後者です。どんなときでも「それってなんでなんだろう」という話を自分の頭の中で繰り返すとよいという意味で書いてます。
例えばお客さんから問い合わせがあったときも、なぜこの人はこういうことを聞いてきたのだろう、どういうふうに返すのが一番納得するのか、もしくは購入してくれるアンサーになるのかというふうに、Whyの追求と具体化をしていくと、ビジネスがうまく進むのではないかと思います。

小林 : Whyと素直さというのは、相反していますか。

Shin : すごくよい質問ですね。素直さって、とても大事ですよね。自分より経験がある人や、ものを知っている人はたくさんいらっしゃるので、その人たちの言うことをやるのは大事なことだと思います。その一方で、なかなか素直にできないのが人だと思います。これをやれば必ず結果が出ると分かっていれば、人は素直にやると思いますが、理由が明確でないとどうしても行動に落とせないと思うので、素直さと同時に「なぜこの人はこう言ってるのだろう」「なぜこうすると結果につながるんだろう」という疑問を持つことは素晴らしいと思います。

その人が本当に素晴らしい人であれば、きちんと回答してくれるはずなので、それは素直に聞けばいいと思います。ただ「なんでそんなこと言うんですか」という聞き方をすると印象が悪いので、「先生、ありがとうございます。もしよろしければ、ここの背景をもう少し教えてくれませんか」という聞き方をすれば、よりよいと思います。

顧客の潜在的なニーズに答えることで自分自身もアップデートしていく

小林 : 今チャットに質問が来たので、読み上げます。オーストラリアの教育関係の人です。「潜在的な顧客たちの、解決しなければ困る切実なニーズは、どのように情報収集すべきですか。インターネット上で情報収集するのでしょうか。」ということです。

Shin : Yahoo知恵袋にかなりリアルな相談があるので、そこで情報収集するという話は、よくブロガーさんたちからお聞きします。それよりも分かりやすいのは、過去の自分がどういうところで切実に困っていたか、切実に望んでいたかというところを思い返してみることです。僕の場合は、仕事の悩みさえ解決すれば、月何百万円でも払うのになと思っていたわけです。なので、過去の自分に聞いてみるというのが一つです。

潜在的な顧客たちと一気に考えてしまうと難しいです。人はそれぞれ違うので、まずは1対1で提供するところから始めるのがお勧めです。そこで1人の人に向けて、連続でヒアリングして、ソリューションをつくって、自分のテンプレートから外れたところも、「ここは実は重要なんだ」ということが分かって、自分のテンプレートもアップデートできるので、まず1人に全力投球することで、そこの潜在的なニーズが分かります。そこで分かった潜在的なニーズを、自分のプロダクトや情報発信に加えていくことで、より新しい層の顧客が増えてきたり、「この人、よく分かってるからもっと深い相談をしよう」というようにどんどんニーズが集まるサイクルが回ってくると思います。

小林 : マーケティング活動というのは、目の前の見込みのお客さんや過去の自分ということですね。

Shin : まずは1対1かなと思います。

小林 : ありがとうございます。

継続的にブログを書くために意識すべきこと

Shin : 次は、1-5についてです。評論家になってはいけないという話を、具体的に語っています。今、自分の働いてる会社はここが悪いとか、上司が駄目だとか、部下が育たないとか、お客さんが思い通りに動いてくれないとか、いろいろな課題というか愚痴があると思います。

ただそこで「これに困っています」と言っても、他の人がそれを解決してくれるわけではないので、困っていることがあったら、「じゃあ、自分はそれをどうやって解決しよう」というふうに全て落とし込めて話していけるといいかなと思います。それができてくると、会社でも頼りにされる人材になれます。先ほどブログがなかなか書けないという話がありましたが、ブログのフォーマットはとても簡単で、何か課題があって、その原因を特定して、具体的なアクションに落としていく、その三段構えでいけば、なんでも書けるので、そうすると情報発信も楽になるかなと思います。

小林 : もう一度その三つ、教えてください。

Shin : まず、課題の特定。課題の特定と同時に、それは誰が持っている課題なのかも明確にするとよいです。僕の場合、営業職の人に向けた記事とか、思考力がなくて困っている人に向けた記事とか、上司との関係が悪いけどどう解決すればいいか分からない人のための記事とか、まずはターゲットの設定があって、その人の課題を明確にします。
二つ目に、なぜそういうふうになったのかという原因の特定をして、三つ目に、それをどうやって解決すればいいかというのを、ストーリーとか具体的に語っていきます。この三段構えでいくと、2000字ぐらいになるので、結構書けると思います。

小林 : 課題、原因、解決策ということですが、ブログではSEOなどあるじゃないですか。そういうものはShinさんは意識されますか。

Shin : 実はほとんどしていません。SEOなどに縛られると、熱がこもった記事が書けないのではないかという気がしています。SEO効果があって、1万PV稼げるけど、誰の心にも響かない記事よりも、100PVしかないけど、100人の中の50人に刺さるような記事であれば、後者を書くようなイメージでやったほうがいいと思います。

小林 : それはいいヒントですね。

Shin : そうやって書いても、PVが伸びなくてやめちゃうというケースも多いので、それが難しいのも事実です。なので、ブログは継続が大事と言われるのはそういうことで、結果が出なくても書き続けていくと、どういう文章が読まれやすいのかとか、どういうふうに書くと感動しましたというメールがもらえるとかが、だんだん分かってくるので、そこで楽しくなって、また書き続けていって、いつのまにかPVも上がるというやり方がいいのかなと思います。

記事を書くために必要なテーマの選定と報酬系

小林 : Shinさんはメインのコンサルティングもお忙しいと思うし、ご家庭もありますが、いつどうやって書いてますか。やめないコツとかありますか。

Shin : ブログは今はライターさんにお願いしていることが多いですが、実際書いていたときは、すきま時間でした。朝の時間とか、仕事を早く終わらせて夜30分、奥さんが帰ってくる前に書くとか、そんなすきま時間でやっていました。あと僕のブログの中で、“30分で3000字書くコツ”という記事もありますが、30分あれば書けるスキルをつけておくと、1日30分であれば捻出できるので、そうすると1日1記事書けます。

小林 : 30分で3000字書けるスキルを身につけるのは、有効ですね。

Shin : 正弥さんの、世界を回りながら1億円稼ぐって決めるのと、レベル感が違って恥ずかしいんですが、30分で3000字書くと決めて、そのスキルを身につけるために、いろいろ考えていったというところです。やめないコツともかぶりますが、最終的にたどり着いたのは、これのためならいくらでもネタが湧き続けるという、自分の心が動くテーマを選定することが、一番大事だと思います。何よりもこれのためなら、人生かけてというとおおげさですが、時間かけてもいいし、労力かけてもいいし、むしろやってると夢中になるぐらい楽しくなるものを見つけるのが、一番大事だと思います。

小林 : ブログって書いたからといって、すぐに集客できるとか、PVが上がるとか、現実的にはそんなにないと思いますが、そういう中で、何か自分に対してやり続けられるごほうびみたいなものは、設定されてますか。

Shin : おっしゃるとおり、人は何か報酬がないと動けない生き物だと僕も思っています。人によって報酬系は違いますが、ブログの場合、読んでもらえること自体が、PVの数字よりも報酬系になる人が多いです。僕は最初の頃に、ブログのオンラインサロンみたいなところに入って、そこでブログを書いて、フィードバックをもらったり、面白いと言ってもらえる環境をつくりました。

例えばTHE ONEやTHE GOALで、ブログを書きたいという人たちがいたら、その人たちでコミュニティーをつくって、書いたら、お互いにコメントし合うという形だったり、コミュニティーの中で、一番書いた人に正弥さんが何かプレゼントあげるとか、「読まれてるよ」というのに、直接フィードバックをあげ合うような環境をつくることで、報酬系が刺激されるかと思います。その中でどんどん読まれていくと、「本出しますか」と来たり、自分のサービスへの売上が立ったりして、楽しくなっていくという流れだと思います。

ライターズブロックで記事が書けない時の対処法

小林 : コミュニティーでコメントし合ったり、いいねをするというのは、取り入れたいと思います。

Shin : やるときに、とことんハードルを下げてあげるといいかなと思っています。ブログは2000字ぐらいないと、SEO的には意味がないと言われてますし、僕もそうだと思いますが、例えば「500字でもいいから、まず書いてみよう」というところから始めていって、500字でも書けたら、お互い読んであげる。
あと、ブログと思ってしまうと難しくなりますが、例えば講座のお客さんに、1人無料提供してあげて、その代わりにいろいろ質問してもらう。その質問にチャットで答える感じで、お客さんとの会話をそのままブログにしてしまうというのも、ありだと思います。

小林 : “ライターズブロック”というのがあって、僕も書けなくなったときがあって、とても焦ったんですが、書き方に意識が行ってしまって止まる人もいると思います。ライターズブロック解消法とか、そもそもなぜ止まってしまうのかとか、その辺りはどうでしょうか。

Shin : ライターズブロックは、そもそもネタがあまりないというケースもあれば、やっぱり人から読まれるから、うまく書かないといけないというプレッシャーに押しつぶされるとか、いろいろあると思います。ブログも、ゼロから何かをつくり出すという、作品のつくり込みと同じです。何もないところから企画書をつくるとか、何もないところから絵を描くとか、何もないところからプラモデルをつくるとか、ゼロから何かをつくるというのは、シンプルで大変なことです。そのためにどうすればいいかというと、まずはタイトルだけ書く、1文章だけ書くというようにしてみると、それだけでも意外と手が進みます。

僕の場合もライターズブロックは経験ありますが、どういうときに起こるかというと、書く気にならないというか、そもそも1文字も進まない感じですよね。1文章、1文字でも書けば、意外と筆がのってくるので、それでやっていくのが一つのやり方だと思います。
もう一つ、おしゃべりはできるけど、文章は駄目ですという人もいると思いますが、何か勉強してTwitterでつぶやいたら、それを音声で配信をして、YouTubeなりHimalayaなりにあげてしまって、そこで30分3000円などで書き起こしをしてくれる人がいるので、その書き起こしを外注して、それを記事にしてしまうというやり方もあります。

小林 : 今、しゃべったことがそのまま音声になるテクノロジーもありますが、書き起こしの人に頼んでいますか。

Shin : 無料で使えるもので、一番精度が高いといわれてるのがGoogleドキュメントですが、丁寧に話していくと精度がいいですが、ばーっと話したものを文章にするには、まだまだ足りないなという感じです。結論としては、人を使ったほうがいいと思います。

小林 : 書き起こしやライターさんには、どこまで頼みますか。

Shin : 僕が昔やっていたのは、外注はココナラさんとかで書き起こしをしてもらって、さらにその後にライターさんに、書き起こしをベースに記事化してもらうということをしていました。ただそれもなかなかうまくいかなくて、文章にこだわりが出てきて、直したいところがたくさんあったりするので、結局今は、Playersという僕のコミュニティーの方で、音声を聞きながら記事にしてもらうというのを、お金をお支払いしてやってもらっています。そうすると僕の考えも分かってくれているし、かつライターさんとは別にレビュアーさんも外注していて、その方も文章がうまい人なので、その方に全部見てもらって、フィードバックもやってもらって、記事を自動でつくってもらっています。

小林 : レビュアーさんという人がいるんですか。

Shin : ライターさんが書いた記事がそのままサイトに載るわけではなくて、編集者さんがいろんな見出しをつけたり、いい感じの表現に変えたりしてるので、そこもクオリティーを保つためにやってもらっています。

クレームをサービスやマーケティングの向上に役立てる

小林 : また質問が来ました。先ほどと同じ方です。

Shin : 「クレーム対策、どうされていますか」ですね。正直、僕あまりクレームもらってないんですが…例えば、本を書いたときに変なうわさを流されたりはありましたが、ブログに否定的なコメントはあまりない気がします。提供してるサービスを批判してくる人は、単価が高くなるとありがちだと思いますが、その場合は、一言で言うと、買わせないということだと思います。こういう人は、私のサービスを使うと結果が出せるから買ってほしいけど、でもこういう人は結果が出ないから、絶対買わないでくださいねというのを、ごりごりに書いていって、最後に何かサービスを購入するときの動線も、すごく深いところに置いておいて、本当に興味がある人、本当にやりたいと思ってる人しか見つけられない深さにつくっておくと、サービスのミスマッチが起こらなくなると思います。

買うべきじゃない人に売ってしまったというのは、どこか動線がおかしかったのか、自分の情報発信に一貫性が足りなかったのか、自分がお金に目がくらんでしまって、あることないこと書いてしまって、買わせてしまったのか、いろいろな理由があると思うので、そこでまた自分のサービスやマーケティングの方法の向上に役立てればいいと思います。
次、アタリマエの引き上げというところは、正弥さんのコミュニティーの方々はできていると思いますが、コミュニティーに入るのもそうですし、毎月20冊本を読むとか、そういう環境に身を置くこと。

あとコンサルタントは新卒の若手でも時給1万円ぐらいですが、それぐらいの仕事ができてるかというのを自問自答する。あとアウトプットファースト。ちょっとでもいいから、何かつくってみる。それをあとから肉付けしていく形のほうが、さくさく仕事は進みます。
あと、正弥さんのおっしゃっているカスタマーサクセスに近いところだと思いますが、自分がお客さんだったら、買いたいと思うだろうか。本当に使いたいと思うだろうか。本当に何十万円、心から払いたいと思えるだろうか。ということを考えて、サービスのつくり込みやコミュニケーションを取っていくのが大事だと思います。

小林 : ここの深掘りを、できる人とできない人がいますね。

質の高いサービスを意識的に経験する

Shin : 「人の気持ちを考えましょう」とよく言われますが、なかなかできないと思います。いいやり方としては、自分が発注者側になってみるのがいいかと思います。例えば音声を取ったものをライターさんに頼むというのも、自分がお客さんになって発注しているわけです。もう少しこうしてほしかったとか、こうすればよくなるのになというのが、すごく分かったりするから、自分でも次から気を付けることができます。

もしくは、「ここまでやってくれるんだ」という素晴らしいライターさんもいらっしゃるので、そこから学ぶことがあったり、そういうふうに自分が発注者側になってみるのも、一ついい気がします。
もう一つは、最高のサービスを受けてみる。めちゃくちゃいい映画を見たり、めちゃくちゃいいホテルに泊まってみると、「人を感動させる作品って、こうやってつくるんだ」とか、「人を感動させるサービスって、ここまでやってくれるんだ」というのが分かると、それを自分にどうやって適応しようかという考え方になるので、なるべくいろんな高級サービスを意識的に受けてみるというのも、結構いいと思います。

小林 : 何か、Shinさんがやってみてよかった体験はありますか。

Shin : 映画が好きでよく見ますが、最近ですと『アラジン』が好きなんですが、映画のつくりから、ストーリーから、ビジュアルから、音楽から、全てがパーフェクトで、何百人もオーディションをして最終的にアラジン役の人が選ばれたという裏話もあって、ここまでやることで人を動かせるサービスになるんだとか、そういうことをよく考えます。いいサービスを受けて、なぜそれで自分が心を動かされたのかを考えて、それをお客さんに感じてもらうにはどうしようと、全部自分に落とし込んで考えるといいと思います。

コンテンツを無限に作り続けるためのTwitter活用術

Shin : あと、コンテンツ作成についてお話したいと思います。“コンテンツを無限に作り続ける6ステップ”ということで、一つのやり方ですが、「ブログを書こう」だけだと、広がりがなかったり、なかなかハードルが高くなってしまいますが、どうやってブログ、本、ラジオ配信、Players、ビジネス講座を主催しているかというと、コンテンツを作るときの流れがあります。まずインプットとして、日々の仕事や読書、オンラインコミュニティー、セミナー講師など、そこで経験や学んだことをため込んでいきます。

知識はため込んでも頭からすぐに抜けてしまうので、学んだことをすぐにTwitterでつぶやく。過去にどんなことをつぶやいたかを見て、ラジオやYouTubeで音声配信をしていく。その音声をライターさんに外注して無料公開したり、もうちょっとちゃんとしたものにしたかったら、さらにライターさんに記事にしてもらう。そこの経験からまた学んだことをインプットして、またTwitterにつぶやくといった流れでブログを書いたりしてます。もし、なかなか文章が書けないという人は、ここをやってみてもいいかもしれません。

小林 : 今Twitterが出てきましたが、Twitterはオープンコミュニティーというか、交流しやすい分、炎上、交通事故も多いかなと思うのですが、Twitterの作法みたいなものはありますか。

Shin : まずは他の人のことを否定しない、批判しないということだと思います。どんな人もその人の立場があって、意見があるので、その人のことを「こいつ馬鹿だな」とか、「こんなことして頭おかしいんじゃないの」と言うと、違う立場の人から「いや、お前が馬鹿だ」となるのが炎上だと思うので、変に社会問題に切り込んでいこうみたいなことはせずに、自分が学んだことや、自分の考えている大事なこととか、自分の講座をもっとこうしていこうと思ったとか、プラスなことを言っていればいいのではないかという気がします。
炎上していろんな人に見てもらいたいという気持ちも分かりますが、それをやった結果どうなるかというと、自分の精神的エネルギーが摩耗するだけなので、Twitterでフォロワーを増やすというより、自分の頭の中を整理できて、かつマーケット調査もできるツールというぐらいのイメージでやっておいたほうがいいと思います。

小林 : Twitterは、どうやってフォロワーさんが増えていくんですか。僕は正直Twitterが苦手というか、よく分かっていないのですが。

Shin : いろんなツイートがありますよね。ツイートが流れてきて、そこのツイートが面白かったら、そこでまずその人のアカウントをクリックするわけです。何を見るかというと、ヘッダーとその人のプロフィールと固定ツイート。ツイートをたくさんの人に見てもらうようにする、そこでインプレッションを増やすというのが一つ目のレバレッジポイントで、二つ目は、プロフィールのところで、自分は何者か、どういう人がフォローすべきなのか、こういう人であればフォローせざるを得ないというようなプロフィールをつくる。僕はヘッダーにはあまり力を入れてませんが、ヘッダーが見やすかったり、フォローしてもらいやすいような絵やイラストを使って、プロフィールで書いたことをビジュアル化したものにする。さらに固定ツイートで、その人の人格のよさや、その人の自己紹介ブログを貼っておくとか、インプレッションで来た人がフォローする率を上げる。そうすることで、ツイートすればするほど、フォロワーが増えていく流れになるかと思います。

ツイートも、箇条書きで「これとこれで、七つの秘訣」みたいなのでもいいですが、それをやって実用的なツイートをする人だなと思ってもらいつつ、かつ、人ってその人の過去のストーリーが知りたいので、「今日こういうことがあって、すごく落ち込んだ。そこからこういうことを学んだら、こんな素晴らしことが起きた」みたいな、物語的なツイートも混ぜ込んでいくと、フォローされやすいのかなという気がします。
昔は僕の紹介ということで、僕が書いた記事やYouTubeやNoteのリンクを固定ツイートにしていましたが、僕が見る側だったらそれは微妙だなと思って、わざわざ初めての人のYouTubeは見ないなと思ったので、今は、コメントしてくれた人に、具体的に仕事の悩みについて解決策を提供しますと。それは動画かもしれないし、本や記事かもしれませんが、「なんでも仕事の悩みに答えるから、リプライくださいね」というものにして、そこでたくさんリプライがついてるんですが、それを固定ツイートにしています。そうすると、新しく来た人は、僕がどういう悩みにどういう回答をしているかが分かるので、「この人、ここまで無料でやってくれるんだな」と思ってフォローしてくれる。それが今のところはうまくヒットしていると思います。そろそろ5000人いく感じです。

コンテンツを出版依頼に繋げるために

小林 : Shinさんは、ダイヤモンド社から1冊目を出されていますが、ダイヤモンド社って格が高い出版社だと思いますが、どのような経緯で出版につながったのですか。

Shin : 戦略的にやったわけではなくて、ブログで「新人の人に向けた13のコツ」みたいな記事を書いたら、それがすごくバズって、それが目に留まって、「本、出しませんか」と言われて、メールが来ました。運がよかったのですが、そこでヒットする前にいろんな記事を書きためていたこととか、あとはちゃんと問い合わせフォームを用意していたり、机上の空論じゃなくて、ちゃんとコンサルタントとして働いてるということを言っていたり、いろんな要因が重なって、その偶然を引き寄せられたのかなという気がします。

小林 : 偶然と謙遜されていますが、ブログでもいいコンテンツを出していたら、その先には出版という未来も開けていくということで、すごいですね。

Shin : ブログがなかなか書けないという人もいるかと思いますが、本を出せるということをモチベーションにしていくのもいいと思います。編集者さんの立場に立って考えてみると、例えば3記事しかない人に出版依頼をするか、3000記事ある人に出版依頼をするかというと、後者ですよね。その人が書けるという証明がされているからです。コーチングでもよく言われるのが、昇進するのはその立場で結果を出した人ではないと。昇進する人というのは、昇進する前から、昇進した後のロールの仕事をしている人だと言われていて、これはビジネスにも生きると思います。「本を出して」と言われる人は、本を出そうと頑張っている人ではなくて、もうすでに本を出したレベルのコンテンツを持っている人、もしくは自費出版している人とか、ブログを何百記事も持っていて、それをまとめれば本になりますという人が、「本を出しませんか」というお声掛けにつながるのだと思っています。

小林 : Twitterみたいに短い文章、音声、ブログ、本という、コンテンツの長さの違いなどありますが、それぞれ意識しているポイントを教えてください。

Shin : Twitterは、そこで頭に浮かんだことをポンとつぶやこうとしていて、そこではあまり意識しすぎないようにしています。Twitterが、生の状態の、一番ハードルが低いものなので、ここで逆にハードルを上げすぎると、何も言えなくなってしまうので、ここではハードルを下げて、とにかくなんでもいいから言ってみることを考えてます。
音声配信は、誰かが前にいることが多いので、その人の課題を考えた上で話せるので、結構自由に発信ができます。一番気にするのは、ブログにするときで、どういう構成にしようかとか考えます。
本は、この中では全く違っていて、10万字とかあるので、どうやって章立て考えよう、誰にぶつけよう、具体性があるかどうか、ストーリー的に面白いかどうかを考えていくので、本の場合は仕事みたいな感じです。

コンテンツを作成する上で意識的にやること

小林 : また質問が来ました。

Shin : 当たり前の引き上げですね。周りに、自分よりもすごい人をそろえることを、一番意識していました。英語が話せる人とか、僕と同い年なのに起業して何十億も稼いでいる人とか、隣で働いてる上司はコンサルティングファームの中でもエースオブエースと言われている人とか、そういう人たちと意識的に交流するようにしていました。「普段、本を20冊読むなんて当たり前でしょ」「海外で英語でプレゼンテーション、できない人っているの?」とかそういう人たちと対等に仕事できるようになっていくと、徐々に自分の勉強の仕方や勉強量が増えて、20冊本を読むのは当然だとか、35歳になったときには何千万のレベルにいってるのが当たり前になってきて、それを僕は“アタリマエの引き上げ”と言っています。
正弥さんの本で、“決める”ということが書かれていましたが、決めるのって怖かったり、決めると口では言っても心では信じていなかったりというパターンがあると思いますが、周りにそれを当たり前にやっている人がいると、それが当たり前になっていくんですよね。みんな歩けるじゃないですか。それはなぜかというと、周りの人がみんな歩けるからだと思っていて、もし周りの人がみんな這い這いしてたら、歩ける人なんか生まれてこないと思うんですよね。周りが5000万、1億円稼ぐのが当たり前の人たちだったら、そのための行動を取るようになるし、周りが英語を話してたら、英語を話せるようになるし、当たり前のことなので、どういう当たり前を自分が欲しいかというのを明確にした上で、それを実現した人のそばにいるのが大事なことだと思います。

小林 : これは英語の先生からの質問でした。ありがとうございます。全体のまとめをお願いします。

Shin : “思考の7カ条+1”は、多くの人に当てはまることなので、ぜひ読んでほしいと思います。これをもっと細かく、スライドを作って話した50分の講座資料があるので、それも聞いていただくと、より分かると思います。
あとコンテンツのつくり方で、最初に大事なのはハードルを下げることと、報酬系を上げること、この両面を意識的にやることです。Twitterでつぶやいて、それをまとめてブログにするだけでも全然構わないし、それを他の人に読んでもらって、「よかったね」と言ってもらうだけでもうれしいので、面倒くさいという気持ちを徹底的に下げて、かつ書いてうれしいという気持ちを徹底的に上げる、そこの差をつけていけば、自動的にどんどん書けるようになっていきます。

勉強というテーマでも、インプットしたことを自分の中に滞留させても意味がないので、周りに話したり、できればYouTubeや記事など、資産化するものに落としていくことで、あとあと自分の分身になるのでいいと思います。例えばYouTubeだと、自分の動画が何回再生されて、何分間見られたかが分かるので、僕はあまりあげているほうではないですが、5分ぐらいの動画を何個かあげているだけで、30日間話し続けているぐらいの再生回数が得られたりしているので、自分のインプットしたものを資産化するやり方を考えていくのがいいと思います。

仕事の悩みを解決するコミュニティ「Players」

小林 : ライフスタイルや健康法で、意識されていることはありますか。

Shin : 僕の場合は、睡眠をよく取ることが大事だと思っています。規則正しく10時には寝て、6時過ぎに起きるという感じにするのと、あとは運動ですね。ランニング、ジョギングをする。昔、風邪を引きやすかったんですが、イソジンのうがい薬をやっていると、風邪を引かない気がするので、毎日なり2日に1回なり、イソジンでのうがいをするといいと思います。あと虫歯が痛かったりすると、集中できないので、ちゃんとフロスをしたり、2カ月に1回、歯のクリーニングに行ってます。
コミュニケーションの方法も大事だと思っていて、僕の場合サラリーマンなので、社内政治などのどろどろが結構あると思いますが、変な派閥とかに入らないように、後輩でも先輩でもお客さんでも友達のように話し掛けて、「最近どう?」のようなコミュニケーションをしておくと、無駄なストレスがかからないと思います。

小林 : コンサルタントはハードワークなイメージがありますが、Shinさんの周りの人で、トップクラスの成績を出されている方は、どんなライフスタイルですか。

Shin : 仕事大好きという人もいますが、若いうちはそれでもいいと思いますが、だんだん上にあがってくると、それよりもお客さんとの関係構築や、自分の勉強に時間を使う人が結構多くて、意外と仕事はそれなりに切り上げて、お客さんとお話をしたり、自分のための勉強に使ったり、土日は体をちゃんと動かしたりという人が多い気がします。

小林 : 確かに関係構築は大事ですよね。

Shin : シニアになってくると、パソコンのスキルも必要ですが、それよりもお客さんの課題をどうやって把握して、それに対してにこやかに関係を構築して、信頼してもらって、仕事をもらえるかが大事になってくるので、そこに気を付けている人たちが多い気がします。

小林 : Playersというサロンは、仕事で結果を出したい人の実践型のコミュニティーだと思いますが、こちらはどういうものですか。

Shin : 月額980円いただいて、特にサラリーマン向けで、仕事で成果を出したい人ということで、僕が毎日コラムを投稿したり、6~7人でメッセンジャーのグループをつくって、そこでお互い早起きを励まし合うチームがあったり、オンライン作業チームといって、「今から30分間記事書きます」とか、「今から1時間勉強します」と宣言し合うチームとか、あとは個人事業主の人が入ってくださって、そこで自分のテストマーケティングみたいなことをするために、無料でいろいろサービスを提供してくれたり、あと僕にチャットで相談していただくのは、無制限でOKなので、いろいろご相談受けて、「その場合はこういうツールを使えばいいですよ」というのを、僕の過去のものを送ったり、なるべく多くの方の個人コンサルタントになったり、コミュニティーの力でなんとかするような形でやってます。さらに、僕が今までNoteなどに有料で出したツールを、無料で全部使えるようにしてます。

小林 : Playersの詳細のリンクは、チャットに貼っておきますので、皆さん、ご覧ください。

Shin : 仕事で悩みがある人がいらっしゃったら、ぜひ。

小林 : ShinさんがPlayersの活性化で、自分が実践して、ある意味コミュニティーの人をインスパイアしようとおっしゃっていましたけど、結局自分が一番成長できたというお話が印象に残っていて、僕もそれをやり出してから、売上もずっとキープできているし、コミュニティーのエンジンになっていると思っています。
Playersは、月980円ですよね。出入りも自由ですよね?

Shin : 一回やめてから、戻られる方もいらっしゃいますし、いろいろです。

小林 :今日は、“コンサルタントの勉強法”ということで、第一線で活躍されているShinさんにお話を伺いました。どうもありがとうございました。

Shin : 最後に一つだけ、いいですか。今日いろいろ話して、これ全部をやるのは無理だと思います。僕が普段セミナーを受けたときに意識しているのは、「一つだけ」という言葉で、全部やるというのは無理で、情報過多の時代に全部やるのは無理なんですが、このセミナーよかったな、行ってよかったなとちょっとでも思えたら、その人が言ってたことを一つだけやってみる。

その人が大事だよと言ってたことも、もしくは自分が、これやってみようと思ったことがあったら、一つだけでいいから、何かやってほしいと思います。例えば、他人憑依の話で、いい映画を見てみるだけでもいいし、とりあえず思考7カ条を暗記してみようでもいいし、Twitterでつぶやくだけでもやってみようでもいいし、ブログ書くときにハードル下げるのと報酬系を上げる話、これのどちらかだけでもいいし、何か一つだけやってみる。何か一つが365日積み重なると、365のいい習慣になっていくので、それで結果が出せる人になれるのではないかと思っています。

小林 : 本当そのとおりです。僕もいっぱいやろうとしていたので、まず一個、「宣言する」というのを、さっそくコミュニティーで取り入れようと思います。

Shin : ありがとうございました。僕も楽しかったです。

小林 : 皆さん、Shinさんともつながっていただければと思います。では、これで終わりたいと思います。どうもありがとうございました。

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