著者・専門家対談

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【北端 康良】 才能を活かして価値を最大化するには?

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2018年6月23日、『自分の秘密 才能を自分で見つける方法』著者 北端康良さんと、『自分を最高値で売る方法』著者の小林正弥との専門家対談が行われました。
自分の才能を見つけ、自分を最高値で売り、自分らしく活躍するにはどうしたらよいのか?対談をお楽しみください。

目次[非表示]

  1. 1.読むだけで、自分の才能が見つけられる
  2. 2.『自分の秘密 才能を自分で見つける方法』著者 北端康良さんとは?
  3. 3.あなたの才能の見つけ方とは?
  4. 4.セミナーで変わる人、変わらない人の違いとは?
  5. 5.自分の才能を見つけた人の変化とは?
  6. 6.自分の才能に確認が持てると、人はこう変わる
  7. 7.才能の開花させるには?
  8. 8.そもそも、才能とは?
  9. 9.自分の感情が一番動くことを見つける
  10. 10.才能開花した人の2つのパターン
  11. 11.ポジティブエネルギーとネガティブエネルギーについて
  12. 12.自分と違うタイプをモデリングすると
  13. 13.かっぱえびせんのような人生
  14. 14.才能が目覚める三つの質問
  15. 15.才能開花を阻むノイズとは?
  16. 16.才能開花とバランス教育
  17. 17.才能を活かせる場所にいること
  18. 18.ソフトバンクの孫さんの才能
  19. 19.『自分の秘密』『才能が9割』の効果的な読み方
  20. 20.個人の才能が発揮される時代へ


読むだけで、自分の才能が見つけられる

小林 : こんにちは。教育スクールビジネス研究所の小林正弥です。今日は専門家インタビューということで、才能心理学協会の理事長を務めている北端康良さんにお話を伺っていきます。
まず僕から簡単に北端さんのご紹介をしたいと思いますが、こちらの本を読まれた方もたくさんいると思いますが、才能心理学の決定版となる『自分の秘密 才能を自分で見つける方法』というこちらの本と、『才能が9割』、こちらの本を最近出されまして、かなりビジネスマン、主婦、経営者、いろんな方が読まれています。


『自分の秘密 才能を自分で見つける方法』著者 北端康良さんとは?

【北端康良さんのプロフィール】

一般社団法人 才能心理学協会 理事長 http://pogss.org/
才能プロファイラー™/才能開発コンサルタント
一般社団法人 日本パーソナルブランド協会 理事
1973年生まれ。大阪市立大学法学部卒(専攻は政治)。1996年、内閣府主催 『東南アジア青年の船』に日本代表メンバーの一員として参加し、ASEAN諸国を歴訪し、各国の首相・大臣を表敬訪問。米国コロンビア大学ビジネススクールLeadership Essentials 修了。
13年間で延べ5,000人のカウンセリング、300名のカウンセラーを育成した心理分析とメンタルトレーニングの専門家。
その後、1通のメールをきっかけに才能開花の秘密を解き明かすべく、古今東西の偉人・経営者・アスリート・芸術家・俳優・科学者・哲学者など、才能溢れる人物の才能分析に没頭。
その結果、『人間は2種類のタイプに分かれ、どちらのタイプかわかれば誰もが自分の才能に目覚め、才能が開花する』ことに着目し、独自の才能開発理論 『才能心理学©』を体系化。たった3つの質問から10分足らずで人の才能を引き出す才能開発メソッド : 才能プロファイリング™』など、20以上の才能開発メソッドを開発している。
才能をお金に変える方法を指導するうちに、『健康的なお金の稼ぎ方・使い方』の重要性に気づき、ファイナンシャルヘルス・コーチングも開始。
クライアントは経営者・企業幹部・専門家、クリエーター、デザイナー、ビジネスパーソンや子育て中のワーキングマザー、主婦など。



あなたの才能の見つけ方とは?

小林 :僕も読みましたが、自分の才能って、僕もすごく興味がある中で、どうやって自分の才能を見つけたらいいのか、それを生かしたらいいのか、そういうことは非常に曖昧。そもそも才能というものは定義そのものも曖昧かと思いますが、その辺り体系的に書かれています。

北端さんは才能心理学というものを、ご自身で研究の末に体系化されまして、それを心理学という理論にまとめています。詳しくはのちほどお話を伺っていきたいと思いますが、たった三つの質問をするだけで、10分足らずで、その人独自の才能を引き出す才能プロファイリングという手法があるということで、その辺りも詳しく聞いていきたいと思います。

今、経営者の方とか、ビジネスパーソンの方とか、いろんな方が自分の才能を生かして、より活躍していきたいということで、北端さんのところに学びに来られているということです。

今回の対談のテーマとしては、自分の価値を最大化して生きる。自分の価値を最大化する、社会で活躍するということと才能を活かす、この辺りについていろいろ伺っていきたいと思います。では、北端さん、よろしくお願いします。

北端 : よろしくお願いします。


セミナーで変わる人、変わらない人の違いとは?

小林 : まず、才能心理学について、才能ってどういうものなのかとか、クライアントさんの事例などを簡単に聞かせていただけますか。

北端 : 才能心理学というのは、僕自身が20年近くこういうセミナーをやってきました。もともと心理学が専門ですが、その中ですごくセミナーを受けて変わる人、変化率が大きい人と、当初抱えていた課題や問題は解決して満足はしている。だからいいけど、そういう変化で終える人と、2タイプいるということに、10年ぐらいですかね、セミナー講師をやっていたときに気が付いたんです。

それは多分、小林さんのところもそうだと思います。すごいバーンと変わる人と、ちゃんと成果も出して変化もしたけど、この差は一体どこにあるのか。それを僕は心理学が専門だったので、心理学的な観点から非常に興味を持っていました。

クライアントさんに話を聞くと、すごく変化した人というのは、これが自分が心底やりたい仕事だと分かったとか、自分の才能が分かったとか、自分のライフワークに気が付いたとか、そういうことを言われたんです。

じゃあ、もし全ての人に、自分の才能やライフワークに気付けるような、見つけられるようなメソッドを開発できれば、全員がこれぐらいの大きな変化率を実現できるんじゃないかと思って、それでそもそも調べたのがきっかけでした。


自分の才能を見つけた人の変化とは?

そこから才能心理学というのをつくって、それを教えていったら、例えば税理士の方だったら、顧問料金を倍にすることができて、それだけの価値を提供できるようになった方とか。サラリーマンの方だったら、営業マンで成績が全然上がらずに、ほぼ左遷された感じの人が、9カ月ぐらいトップセールスマンになって、会社で認められて、その後今後出世を見込まれている人たちが入るような、出世支店みたいなところに配置転換されたりとか。普通に主婦だった人でも、その人はセラピストだったかな、自分の才能を分かってから売り上げが2倍になったとか。

分かりやすい成果で言うと、そういう方がいたり、うちは才能の見つけ方を教えていくので、お父さん、お母さんだったら、子どもの才能が分かるようになった。自分の教育方針が、前のやり方はこの子に合ってなくてうまくいかなかったことに気付いたので、子育ての方針を変えられて、子育てのストレスもなくなったり。同じことは会社で部下とかを持っている人たちにも言えますね。自分が思っている、結果が出る方法を教えていただけれども、部下が思うように育たなかったり、マネジメントできなかったけど、それぞれの強みや才能に合わせたアプローチに変えていってから、チームがうまく動き始めたとか、大体そういうことを求めて皆さん来られています。


自分の才能に確認が持てると、人はこう変わる

小林 : さっそく核のところを聞いていきたいと思いますが、その才能心理学を使って自分の才能に気付くと、それだけの変化をいろんな方が起こせている。それは具体的に、どういうアプローチだったり、何がその人たちの人生や仕事の変化をもたらしているんですか。

北端 : 一番は、“自分の才能はこれだ”というのが確信を持てたということです。もちろんその人の才能を見つけるのに、才能プロファイリングというのをやっていきますが、大体僕らが、何かしようと思っていてもアクセルを踏み込めない理由というのは、本当にこれなのかなと。自分の強みは本当にこれなのか。それを活かせる仕事はこれなのか。本当にこのビジネスなのか。このマーケティングの方法でいいのか。どこかで不安があって、疑いが湧いてる分、アクセルを踏み込めないんです。

今みたいなネット社会になったり、コンサルタントの方もいっぱいいるし、本とかも出てるので、ノウハウは知れるじゃないですか。自分で探しに行ったら、情報は手に入るので。でもその得た情報をもとに、実際行動しなければ変化というのは起こらないわけで、そのときのアクセルの踏み具合で、成果というのはおそらく一番変わっていく。

僕は20年ぐらいこういう仕事をやっていて気が付いたのは、成果が出ることと、やりたいことが一致したときに、爆発力が生まれるということです。例えば分かりやすく言ったら、”売り上げが2倍になる、それがこの方法です”と言われても、経営者だったら売り上げアップって望むと思うんですけど、果たしてそれは自社でやるべきビジネスなのかとか、やりたいビジネスなのかとか、別の問題としてありますよね。

つまりモチベーションとか自分のビジョンに沿ったものなのか、という判断基準が次に出てきて、ここで一致してなかったら、アクセル踏み切れないんですね。自分の才能に気付くことのメリットというのは、成果にもなるし、それが自分のモチベーションが最大限上がる、この二つの重なる点、このポイントが見つかるところです。


才能の開花させるには?

小林 : 自分がやりたいことで成果も出る、その重なる点が、その人の才能ということですね?

北端 : 才能というと、みんなすごい能力のことだと思うと思います。例えばイチロー選手とか、経営者だったらソフトバンクの孫さんとか、すごいことをした人が才能がある人だと思われてると思います。僕は才能というのは結果論だと思っていて、重要なのは、その人がそこまで才能を開花できた原因は何かだと思うんです。

小林 : 例えばイチロー選手が野球の才能があるとかじゃなくて、野球で結果を出したというのは、あくまでも結果論で、それに至ったプロセス。

北端 : そう。結局、才能の研究では10年ぐらいトレーニングを続けないと、才能は開花しないと言われてるわけですけど、10年続くモチベーションがないと成り立たないじゃないですか、大前提として。そうすると、なぜかイチロー選手は野球で、孫さんはビジネスで、宮崎駿監督は映画でとか、モチベーションが刺激されることって違いますよね。僕らついつい、これだけ儲かってるとか、成功してすごくキラキラ輝いてるとか、要は結果ばかりを見て、その結果をつくった原因を学ぼうとしない。


そもそも、才能とは?

小林 : 才能という曖昧なものというか、人によって定義が違うものを、初めて体系化されたと思いますが、北端さんにとっての才能の定義というのは、どういうものですか。

北端 : 才能の定義は、あなたの心を一番突き動かす感情。

小林 : 感情?

北端 : これを行動に移せば、能力に変わるんです。能力というのは、結果論ですよね。この能力をつくってるのは感情なんです。だから、簡単に言うと感情が才能に変わる。なので僕が一番はじめにするのは、クライアントが一番感情が強く動くことはどんなことか、というのを見つけるんです。


自分の感情が一番動くことを見つける

小林 : 自分の感情が一番動くことは何か。

北端 : そうそう。そしたら面白いことに、人が一番感情が動くことというのは、子ども時代からほとんど変わっていない。全然変わっていないんです。ということは、人間って感情が動いたら、絶対何か行動してるから、子ども時代から、その人が今35歳だったとしたら、極論すると35年間、何かやってきてるはずです。能力というのは、行動すること。伸びるじゃないですか。トレーニングするごとに伸びるので、これに感情が動き、それにいつもこんな行動をしていて、結果今このスキルがあるのだとしたら、これからも同じことで気持ちが動いたら、トレーニングは勝手に続けますよね。そこにはポテンシャルもあるわけです。

小林 : 確かに頭ではやったほうがいいと思っても、何か気持ちが動かないことってありますけど、やっぱり感情が行動をつくり、行動が結果をつくる。

北端 : そうですね。

小林 : 自分が何に感情が動くのか、これを特定することがファーストステップということですね。

北端 : 多分皆さんも、周りの人から“それ、そこまでやるの?”と言われることがあると思います。おそらくそこはなんらかの感情が動いているポイントで、人はしないけど私はそこまでやっちゃうというのが、ビジネス的に言えば差別化だし、独自性になるじゃないですか。あなたが提供できる付加価値の部分ですよね。

小林 : 人と同じことをやっていたら相対的に価値が下がるから、安くなっちゃいますよね。

北端 : 一般商品、コモディティと変わらないので、そこでは値段は上がりませんよね。

小林 : 突き抜けた付加価値を世の中に提供して活躍していくためには、人が“そんなことまでやるの?”という、何かその人のモチベーションの源泉みたいなものが見つかると、勝手に行けると。才能プロファイリングもやり方をぜひ聞きたいと思いますが、それが才能プロファイリングになりますか。


才能開花した人の2つのパターン

北端 : そのモチベーションの源泉を見つける方法として、三つの質問というのを用意していますが、その前に一個、伝えておいたほうがいいかもしれないですけど、才能開花した人は、大きく分けると2種類に分かれます。一つは、イチロー選手みたいに、小さい頃に野球に出会ったり、サッカー選手だったらサッカーに出会って、“これめっちゃ面白い”と思ってハマってしまってずっと続けてる人。幼少期に好きなこととか楽しいこととか感動することに出会って、ずっと続けてる人。ポジティブな経験がきっかけになってる人ですね。一方で、すごく昔貧乏だったとか、勉強できずにばかにされたから、努力して成功したとか、努力していい大学に行ったとか、もしくは昔お母さんが病気で亡くなって、それが悲しかったから医者になったとか。いわゆるネガティブな経験をモチベーションに努力して成功した人と、2種類いるんです。


ポジティブエネルギーとネガティブエネルギーについて

小林 : どっちもあるんですね。自分はこれやりたいって、ポジティブに見つけていった人もいれば、ネガティブにというか、辛い経験の反動というんですかね。

北端 : 辛い経験から生まれた感情がエネルギー源になってる人ですよね。

小林 : それは別に、どっちがいいとか悪いとかはない?

北端 : ないです。世間一般的には、ネガティブな出来事とか感情はよくないと言われてますけど、才能開花してる人を世界中調べたら、どちらかというと、ネガティブな経験をベースにしている人もいっぱいいるんです。孫さんもそうですし、スティーブ・ジョブズもそうだし、シャネルもそうだし。いわゆるハングリー精神ですね。だから才能を見つけたり、開花させるという観点では、別にネガティブでもいいんです。僕の役割は、その人の才能を見つけて開花させることだから、そういう意味で言うと、どっちでもいいです。それで開花するなら。

小林 : それで別にネガティブなことから開花したとしても、その人の人生が破滅的というか、不幸になるわけではない?

北端 : それはもちろん成功のプロセスの中で、破滅的にならないようにする人もいます。例えばリーダーシップのあり方とか、経営者としてのあり方を整えることが必要になる人もいます。でもそこでエネルギーを抜いてしまうと、開花するパワーまでなくなっちゃうので…。


自分と違うタイプをモデリングすると

小林 : そういう意味ではどちらかというと、キャリア論でもロールモデルとかメンターとか言われますけど。自分のそもそもタイプが2種類あるという中で、自分と違うタイプ、例えばすごい生い立ちが貧しくて、ハングリーな中でお金持ちになった人を、割と裕福な家庭で高学歴で順風満帆にいった人がメンターとして師事しちゃうと、“なんで自分はあんなハングリー精神がないんだ”みたいになって、ちょっと苦しんでしまう。

北端 : あります。だから、その辺はもともと持ってるものが違うから、真似ようと思っても真似れないですよね、本質が違うので。その人の考え方とかやり方を学んで、自分なりに消化してアウトプットするというのはいいと思いますが、その人のようになろうと思うと、それは自分の才能を殺す結果になる可能性もあります。

小林 : 最近個人でも情報発信できるようになってきましたけど、例えばホリエモンさんみたいに、過激な論調の人もいれば、柔らかい論調の人もいるじゃないですか。割と順風満帆にいった人で、特に社会が怒ってないのに、過激な論調を真似しちゃうと…。

北端 : “あいつ、急に変わったぞ”みたいな。

小林 : “あいつ、Facebookで、社会に対して怒り出してるな”みたいな。

北端 : みたいになって、今までの人間関係がぎくしゃくする可能性もありますよね。

小林 : その二つも、この三つの質問の前提になるんですか。

北端 : そうなんです。だから、まず覚えておいてほしいのは、ポジティブなタイプとネガティブなタイプがいるということと、才能を開花するのに重要なのは、感情というエネルギーだから、ポジティブでもネガティブでもそれはどっちでもいいという話です。

小林 : どちらの感情でもいいと。

北端 : より強いほうはどちらなのか、ということを知るほうが大事です。


かっぱえびせんのような人生

小林 : それを見つけるポイントとか質問みたいなものですか。

北端 : それがこの三つの質問。

小林 : 今からやっていく三つの質問に答えていけば、自分がポジティブ系なのか、ネガティブ系なのかも分かりますか?

北端 : ポジティブ系、ネガティブ系どちらかと、どういうときに一番モチベーションが上がるのかが分かります。

小林 : どういうときにモチベーションが上がるのか。結局そのモチベーションが上がることにアクセスし続けたら、むしろやめろと言われてもやめられないみたいな。

北端 : かっぱえびせんみたいな人生になります。

小林 : やめられない止まらない状態に。“天才をつくる”みたいな本で読んだんですけど、1万時間の法則みたいな、あれもやっぱり大きな結果をつくるには当たってるんですね?

北端 : 当たってます。1万時間って、1日3時間やったら10年ぐらいなんです。それをやらなきゃいけないと思ってやるのか、気が付いたらやっちゃってたとなるのか、全然違うじゃないですか。才能開花した人は、気が付いたらやっちゃってたタイプなんですね。

小林 : 今これを聞いてるあなたが何歳であったとしても、今気付けるのか。今気付いてそれにアクセスし続けるのが、一番自分の付加価値を高めて社会で活躍していけるということですね。

北端 : 時間というのは取り戻せないから、1年後にやるのと、今やるのとで、もう差がついてしまう。ビジネス的に言えば、今見つけて半年後からできる人と、1年先延ばしして、1年半後にやるとなったら、サービスリリースの時期がそれだけずれる。それでもし同じようなビジネスをしている人たちがいたら、そのタイミングだけのせいで、失ってしまう可能性がありますよね。

小林 : あと経済的な成功もそうだし、やりがいというか、働きがいみたいなものも。

北端 : 全然違いますね。


才能が目覚める三つの質問

小林 : さっそくこの質問をご紹介していってもいいですか。僕、読み上げますので、解説あれば補足していただいて。“才能が目覚める三つの質問”を今からご紹介していきます。詳しくはこの『才能が9割』を読んでいただきたいと思いますが、まず一つ目の質問が、“20歳までに親、教師、先輩など、周りの人から与えられた楽しかった、うれしかった、感謝感動していることは何ですか。逆に、与えられずに悲しかった、さびしかった、腹が立ったことは何ですか”、これが第一の質問です。

北端 : これがさっき言ったポジティブな経験により心が動く人なのか、ネガティブな経験により心が動いてきた人なのか。

小林 : これはよかった思い出と、腹が立ったとかネガティブな思い出の両方、はたちまでのことを聞いてますけど、どっちも書かないといけないわけではなくて?

北端 : 自分に当てはまるところだけ書けばいい。

小林 : 腹が立ったことがいっぱいあるけど、感動してることは全然ない人は?

北端 : ないという人はそれでいいです。逆もOKです。感動してることばかりの人は、それでいいです。

小林 : ちなみに僕の場合で言うと、僕だったら、テストでいい点数取って褒められたとかは、すごいうれしかった体験ですね。腹が立ったというのは、ばかにされたりとか、自分を小さく、自分じゃなくて別の生徒が評価されたりとか。その辺の点数とか評価という辺りに、感動、感謝、うれしいというのと、腹が立つというのが両方くっついてる感じです。

北端 : それは結局、点数出して、成果を出して、評価されたか、されてなかったかという話じゃないですか。それが学生時代から、そこに一番敏感に感情が動くということですね。

小林 : 僕、ダイエットとかも、毎日体重計に乗って、数字で…目の前のデザート食べたいという気持ちより、数字が下げられるほうが感情が動くんですけど、それは自分に合ってる?

北端 : 合ってる。小林さん、そのまんま(笑)そこでデザート食べてたら、“ちょっと違うんじゃない?”みたいな。

小林 : 第一の質問はそういうことを書き出すということですね。第二の質問は、“今、興味があることは何ですか。または、問題だと感じることは何ですか?” 僕答えてみますので、どういう意図なのか、解説をいただけますか。
僕だったら、今回対談のテーマの個人の価値、もっと言えば経済価値、収入とか売り上げ。個人の価値を最大化するにはどうしたらいいのか。僕自身もそうだし、クライアントさんや世の中の人たちの価値を最大化するにはどうしたらいいのか、というのが興味あること。問題だと感じることは、例えば会社員の方が、本当は年収1000万‐2000万もらえるだけのポテンシャルを持っていると僕は思うのに、働き方だったり、勤めてる会社の報酬の体系だったり、その人が本当は営業が得意そうなのに事務やってるとか。人が本来の価値を発揮できていないというのに問題意識があります。そういう感じでいいですか。

北端 : いいですよ。

小林 : 第三の質問が、これシンプルです。“気になる人はどんな人ですか”?
僕だったら、大きい企業の社長というよりは、個人で自分の名前で勝負してる、まさに北端さんとか、本を自分の名前で出して、自分の心理学を体系化されたり。その人にしかできないことを、個人のプロフェッショナルとして活躍している人、そういう人が非常に気になります。

そういう感じで、第一の質問に対しては、点数の良し悪し。第二の質問は、人の価値をどうしたら最大化できるのか。第三の質問に関しては、個人で活躍しているプロフェッショナルに関心がある。この辺りから僕の才能というのは、どのように読み解いていったらいいんですか。

北端 : すごくシンプルですよね(笑)小林さんが昔から興味があるのは、まずは自分。自分のポテンシャルを引き出して、それを周りから評価されるような成果につなげ、ちゃんとそれを他者評価、分かりやすい数値、偏差値とか点数というところに持っていく。

結果、評価されることで自己満足を得る、というのが幸福を感じるポイントなわけじゃないですか。そうやって生きてきたから、他の人を見たときに、“この人、こうやったらもっと評価されるのに”“もっとこうやったら、この人の価値が最大化されて、それが人から見たときの価値に変わるのに”ということを人に対して感じる。実際そうやってる人を見ると気になってくるということですよね。

今の話もそうですけど、結局人が昔から興味を持ってることって変わらないです。

小林 : 僕って、いろんなことを数字で自分も語るし、人にも“それ、どれぐらい結果出たの?”とか、数字で割と聞くタイプなんですね。

でも僕の母親とかは、世の中、お金だけじゃないんだとか、数字だけが全てじゃない、そんなつまらない人間にならないでほしいと言われるんですけど。そういうので“自分って数字ばっかり”と思ってたんですけど、その辺りの世の中のフィードバックはどのように捉えていったらいいんですか。


才能開花を阻むノイズとは?

北端 : それがノイズなんです。才能開花を阻むのは、このノイズに惑わされるからなんですね。さっきのダイエットの話もそうだけど、今スイーツ食べて体重減らないんだったら、がまんして体重計乗ったときに体重減ってたほうが自分はうれしいと言ってたじゃないですか。

結局僕らは、自分が幸せになるために生きてるわけなので、いやいや、それより今スイーツ食べて、ハッピーな気分になったほうがうれしいとか、こんなスイーツが世界にあったのかという新たな発見が自分は楽しいという人は、それでいいんですよ。でもそうじゃないんだったら、あの人がそれで幸せだから、自分もそれをやって幸福になれるとは限らないでしょ。

自分の幸福というのはこういうことで、この人の幸福はこういうこと、ということを分けて捉えることは重要で。

お母さんが言ってることの問題は、自分は数字が好きだから、それでお母さん、幸福度何パーセント上がった?と聞いたら、これはすごい関係性悪くなるよね。自分の幸福はこうだから、きっとあなたもそうすれば幸福になるよというのは、これは押し付けになる可能性もあるわけです。

人間関係的に見ると、必ずしもうまくいくとは限らないけど、それはそれで別の問題ですよね。特に小林さんみたいに、自分はこれがいいと信じてることを情報発信してコンサルティングをする場合は、同じ価値観の人が集まってきてくれればいいわけだから。そこまで数値にこだわって成果を出したいと、その先に自分の幸福があると思ってる人が来ればいいわけなので、情報発信としてはそうするのが一番スムーズだと思います。

世の中にはいろんな成功してる人がいるから、それこそお母さんじゃなくて、ソフトバンクの孫さんから“お前、デザートも食わんのか。つまらん人間やな”と言われたら、“俺、つまらん人間かも”と思って、食べなきゃと思ったりしますよね。そういうのを経験してみるのはいいことだと思います。経験することで気付くこともあると思うので。

でもそのやり方が自分に合わないと思ったらしないほうが、自分の強みとかモチベーション源泉からずれずに済むので、結果、人に貢献できるというのが僕の考え方です。イチロー選手もあれだけストイックにずっとやってましたけど、あれはストイックだからこそファンがいるし、成果が出てるわけで、“最近疲れたからもっとラフにします”と言ったら、みんないなくなっちゃうでしょ。イチロー選手ではなくなっちゃうし。

小林 : そういう意味では、自分の付加価値とか、社会で活躍する、才能を開花していくためには、人が“そんなにやらないほうがいいんじゃない?”というノイズを受ける可能性が高いと。

北端 : 人によってはそうです。


才能開花とバランス教育

小林 : そういう意味では、従来のバランス教育みたいなものというのは、才能開花という観点からすると、割と対極にあるという感じですかね。

北端 : 全然対極にありますね。なんでもそこそこできるという人ではなくて、何かに突き抜けてる人が才能を持ってる人なので、ある意味才能って異常値なんです。

小林 : なるほどね。

北端 : ただそれが世間の常識から見たときに、プラスの異常値だと思われるか、マイナスの異常値だと思われるかの違いですよね。評価されるというのは、“それって素晴らしいね”とプラスの異常値だと捉われてて、マイナスに捉われてたら、その時代の価値観的にはネガティブな評価ですよね。

小林 : 面白いですよね。結構いろんなものが平均値で語られる世の中なのに、結局才能を開花して活躍している人は異常値になっている。これに気付けるかだけでも、全然違いますよね。

北端 : 特に日本の場合は、同質化社会というか、みんな同じような状態、考え方とか、やってることとか、持ってるものとか、住んでる家とか全部含めて、みんなこれぐらいの同じようなところにいれたらいいよね、という意識が文化的に強いので。余計にそこから外れて異常値に行くには、メンタル的なハードル、社会的なハードルがあるかもしれないけど、その日本でも結局成功してる人は、異常値を追求した人なんですよね。

小林 : もう少しだけ聞いてみたいと思うんですけど、これで自分の才能の源泉となる、何に感情が動くのか、僕だったら数字というものにすごい動くわけで。そこにアクセスし続けて、人が“おい、そんなにやらなくてもいいじゃないか”と異常値を振り切っていれば、どんどん開花していくと?

北端 : 今の小林さんの話だと、数字というのは、目標を達成するために最も分かりやすい手段なんですよ。一番重要なのは、何か目標を達成できるようになった自分になることとか、クライアントさんだったら、この基準に達するように支援することとか、そこだと思うんですね。

小林 : 確かに僕のコンサルティングや講座というのも、非常に成果というのがはっきりするように、無意識にそうしてたんですが、なぜ自分がそういうふうに考えたのかというのが、すごく一貫性が持てた。そういう中で、今度自分の才能を見つけて、それを生かして結果を出していく。その才能を生かすというところに関して、何かアドバイス、例えばノイズに関してはあまり聞かないとか、いくつかアドバイスいただけると嬉しいです。


才能を活かせる場所にいること

北端 : 自分の価値を最大化するという観点からいったら、自分の持ってる才能が歓迎される場所にいる必要がありますよね。小林さんの場合だったら、今までの会話の中からいったら、目標達成させる能力。自分も目標達成する能力が高い、そこに秀でた能力があるわけじゃないですか。であるならば、目標達成が歓迎される、求められる場所にいればいいので、極論例えば、おじいちゃん、おばあちゃん向けの介護施設とかにはいないほうがいいよね。おじいちゃん、おばあちゃんは“もう疲れる”みたいな(笑)。

小林 : 目標とかじゃないですからね。今を楽しく生きる、みたいな。

北端 : そういう場所には、そういう才能を持ってる人がいたほうがいい。

小林 : 大事なことは、自分の才能を生かせる場所を自分で選ぶと。

北端 : その場所選びが、一つの戦略ですよね。

小林 : 人って、今置かれた環境で結果が出せてないと、例えば僕がもし介護施設で働いたとして、周りよりもうまくいかなかったら、その自分を責めてしまうというか、なんて仕事ができないやつなんだ。

北端 : と思っちゃうじゃないですか。その業界や職場では、そういう才能は必要とされてないというのがあったりするわけです。自分が持ってる才能に適している職業というのはあって、そこが一致してないと、どれだけ頑張ってもしんどいですよね。

小林 : 自分が才能を発揮できる場所を選ぶというのが、生かすポイントになってくる。

北端 : そこがほぼ大きな割合を占めてるとこですね。

小林 : イチロー選手なんかは、まさに自分の才能を早い段階から自分で見つけて、それを野球という生かせる場所を選んで、何十年単位でやり続けてるから、あれだけの偉業を成し遂げたと。


ソフトバンクの孫さんの才能

北端 : そうですね。ビジネス的な例で分かりやすく言うと、ソフトバンクの孫さんの才能って僕から見たら、あの人は革命を起こす力があるんですよ。変化を生み出す力。一番はじめはPC革命、ソフトウエア、Windows95ですよね。その次はブロードバンド革命、その次は携帯革命、今はAI革命、あの人がやってることは全部革命なんです。とにかく変えたい人なんです。

それはやっぱり幼少期のご経験があるからで、興味がある人はネットで調べてほしいんですが、昔から自分の人生も変えたいし、世の中も変えたい。必ず革命を起こせることを見つけていく。

そういう人が法律の世界に入ったら、間違ってると思います。でもそれこそ学歴とかよかったら、日本だと偏差値社会だから、弁護士になれるんじゃないかとか、医者になれるんじゃないかと言われるわけです。医者の世界もそうだけど、医者の世界というのは革命を起こすことも大事です。新たな医療、今まで治せなかった難病を治せるという革命を起こすことも大事だけど、それ以上に大事なのは命を守ることだから、リスク管理のほうが重要ですよね。ということを考えたら、どういう素質の人がそちらに向いてるとか、やっぱりありますよね。

小林 : 自分の手術で、ちょっとリスクあるけど革命を起こしたいと言われたら、ちょっと待ってみたいな(笑)安全なやつで、となりますよね。

北端 : それは昔から、リスクは取っても、何か大きな成果を取りに行ってたようなことを、テストのときでも、体育祭のときでも、リレーのときでもやってたのか。リスクを取らずに着実なことを、勉強の仕方でも、友達関係でもやってたのか。この根本は変わらないんです。

小林 : なるほど。すごい面白いですね。子育てにしても、会社の中で自分がキャリアアップするにしても、マネジメントとか社長の立場で、それぞれの社員さんを生かすにしても、いかに早くその人の才能を目覚めさせて、その才能を生かせる場所に置いてあげるのか。

北端 : 経営者の方だったら、社員の才能が分かるようになったら、その人に合った業務を任せることがすぐできるから、そんないいことはないですよね。


『自分の秘密』『才能が9割』の効果的な読み方

小林 : 非常に今日は勉強になりました。今日は才能という切り口から自分の価値を最大化するということで、子育てにも、自分のキャリアアップにも、年収アップにも、組織のマネジメントも、さまざまなところでこの方法が生かせるということを教えていただきました。今日はちょっとさわりだけということで、詳しくはこちらの2冊の本。この本の読み方としてはどういうふうに…。

北端 : 『自分の秘密』のほうは、ジョブズとかシャネルとか、世界的に成功した人たちが、なぜ才能を開花したのかという才能の分析を書いてる本です。『才能が9割』のほうは、これからの働き方を見直したいビジネスマンが、どうやったら自分の才能を見つけられるのかという方法論を書いた本なので、こっちを読んで12人ぐらい才能分析してるので、共感できる人がいたら、その人が自分のタイプに近いというのが分かる。

小林 : 例えば、どういう方を取り上げているんですか。

北端 : ジョブズ、シャネル、ウォルマート、投資家のウォーレン・バフェット、日本人だったら本田宗一郎さん、松下幸之助さんとか、そういう方々です。

小林 : こちらで自分のロールモデルになったり、才能を見つけていく理論が体系的に学べる感じ?

北端 : その人たちがなぜ才能を開花できたのかというルーツを書いてるので、そこに共感できるということはあなたも同じタイプだと。今の小林さんの、自分も目標達成みたいな、共感できるということは同じタイプだということなので。

小林 : こっちは実践編というか、自分の才能をどう見つけるのか。

北端 : 才能を見つけて、どうやったら才能を伸ばすトレーニングができるのか。

小林 : こちらセットで読んでいただけると、非常にいいかと。僕ももう一回読み直してみたいと思います。最後に北端さんの今後のビジョンといいますか、これからの活動について一言いただきたいと思います。


個人の才能が発揮される時代へ

北端 : これからは個人の力が発揮される時代になっていくので、僕のビジョンとしては、日本中自分の才能で輝いてる人があふれてる世の中にしたいなと思っていて、そしたら子どもたちも憧れる大人がいっぱいいるから、自分の未来や将来に対して夢を持っていけると思うので、そういう活気のある世の中になったらいいなと思っています。

小林 : 今日は本当にありがとうございました。

北端 : ありがとうございました。

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