【山本 光子】なぜ女性は起業して成功しやすいのか?
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2018年12月4日、かわさきFMで放送中の「山本光子のブリリアント・スピーキングアカデミー」にて、インタビューしていただきました。テーマは、なぜ女性は起業して成功しやすいのか?です。起業・副業を目指している女性はぜひ、音声をお聞きください。
「山本光子のブリリアント・スピーキングアカデミー」パーソナリティ山本光子さんとは?
【山本光子さんプロフィール】
株式会社bellevie代表取締役、iro de meel株式会社取締役、Brilliant Speaking Academy東京校・福岡校主宰
日産自動車株式会社勤務後、約20年間建設系会社経営に携わる。その間約5000人以上の方々と接し、人に与える印象・信頼関係に基づいた人間関係の構築・
コミュニケーション能力が人生やビジネスにおいていかに重要であるかを知る。
イメージコンサルティングの日本における第一人者、大森ひとみ氏に師事しメソッドを習得。
2012年イメージコンサルティング会社 株式会社bellevie(ベルヴィ)を設立。
国会議員や経営者に向けて戦略的なブランディングを行い、普通の印象の人物から注目を浴びて影響力のある成功者へ導く。
イメージを重視する、国会議員・経営者・医師・弁護士などのエグゼクティブをクライアントに持ち、印象力・コミュニケーション力・プレゼン力強化の指導を行う。
「右脳と左脳で理解できる説得力のあるブランディング」として多くのクライアントがら好評を得る。
講演・セミナー他、登壇による延べ参加人数は、2018年までの6年間で1万人を超える。これまでの経験を生かし2018年1月から女性起業家育成アカデミーを東京と福岡で開校。
【ホームページ】
https://b-s-academy.com/
http://www.bellevie.co.jp/index.html
忙しい時期の身体と精神のケアについて
山本 : 皆さん、こんばんは。山本光子のブリリアント・スピーキングアカデミー。この番組は、日本全国の女性を笑顔にしたい、自分の進むべき道を生き生きと歩けるようにサポートしたい、そんな私の思いから始めた番組です。毎回素敵なゲストをお招きして、その方の経験と体験、人生のターニングポイント、成功の秘訣などをお伺いして、リスナーの皆さまに元気と刺激を与える番組にしていきたいと思っています。
本日は、12月4日です。皆さん、いよいよ12月、師走に入りましたね。なんだか12月に入ると、急に気持ちまで焦っちゃって、あわただしくなりますよね。そんなときに私は、9月ぐらいから月1回、ファスティングを行っています。そして日々のメディテーション、瞑想を続けています。簡単にいうと、これは体と精神を休めること。これを積極的に行う。つまりファスティングで腸や内臓を休ませる。それによって消化吸収や解毒機能が向上し、身体機能の回復を目指すといわれてるんですね。
一方、メディテーションによって、思考をいったん休めて精神を整える。私は、日々仕事のことですとか、いろんなことを考えています。考えないときというのは、多分1秒もないんじゃないかと、放っておくとそうなるんですね。なので、積極的に何も考えない時間をつくる。過去や未来のことを思いわずらわず、今ここに集中するというメディテーションを取り入れてます。これによって、体の機能、お肌、いろんなところがよくなってきています。あとは精神を休めることによって、やはり直感やインスピレーションや、あらゆる意味でいい方向に向かっているといえます。ですので、12月、皆さんもお忙しいと思うのですが、ご自身の体や精神、ぜひ休めて、整えていただきたいと思います。
著書『自分を最高値で売る方法』に、ふさわしい自分になるために
山本 : というわけで、本日もまたまたビッグな、素敵なゲストをお招きしております。ご紹介させていただきます。本日のゲストは、株式会社教育スクールビジネス研究所、代表取締役の小林正弥さんです。正弥さん、こんばんは。
小林 : こんばんは。
山本 : 本日は、よろしくお願いいたします。
小林 : 光子さん、よろしくお願いいたします。
山本 : 正弥さんのことをご存じの方もたくさんいらっしゃると思うのですが、ここでプロフィールをご紹介させていただきます。
早稲田大学理工学部卒業後、家族の治療費のため、自分を最高値で売ることを決意し、1億円プレーヤーとなられています。本業で結果を出して稼ぎ、結果の出し方を人に教えて稼ぐ。ダブルインカムの手法を実践され、新講座型ビジネス実践会を主催されています。なんと、全国に100名の受講者がいらっしゃいます。
自身がお金に苦労した経験から、地に足のついたアドバイスに定評がある。起業10年の経験をまとめた著書、『自分を最高値で売る方法』は、発売2カ月で1万部のヒットとなる。というような、とても魅力的な素晴らしい方です。
今、正弥さんのご著書である、『自分を最高値で売る方法』というのが、手元にあります。この本、ぜひ皆さん、お手にとって読んでいただきたいと思います。これからの時代の生き方、働き方というのがこの本に集約されています。これがどういう内容かというのは、まずご本人からお伺いしたいと思います。正弥さん、簡単にご説明ください。よろしくお願いします。
小林 : この2018年8月に『自分を最高値で売る方法』という本を出させていただきまして、おかげさまで全国の方に手に取っていただけているのかなと思います。
なぜこの本を出したかといいますと、僕自身が今はあまりお金お金してるわけではないのですが、もともとテニスをやっていたので、スポーツの世界では1億円プレーヤーといわれるので、自分もいつかそういうふうになりたいなと思いながら、時間ばかりたっていました。
今35歳ですが、大学までは割といい大学に行けてよかったんですが、そこからキャリアが転げ落ちるような形で、最安値のときは時給900円、交通費も出ない日雇いのバイトをやっていました。そういう最安値の自分、このままでは嫌だけど、どうにも目の前の現実を変えられないという自分に向けて、この数年で自分に起こった変化をまとめて、どう自分を最高値で売って、よりよい人生でつくるかというのを、本にまとめたというものです。
安売りの人生から、高値で活躍できる人生にするには?
山本 : まさに皆さんが知りたいことというか、これを見て初めて、「こんなことがあったのか」と気が付く方が多いと思います。商品というのは、自分がつくれない限りは、世の中に出たものを見て、「これ、欲しかったんだ」と思うわけじゃないですか。その「これ、欲しかったんだ」を正弥さんがつくったという、それがこの教育の『最高値で売る方法』ということだと思います。
もう一つは、皆さん、正弥さんにお会いしたら分かると思いますが、本当に冷静でクレバー、知的、緻密、いかにも理数系という感じがしますが、その辺はご自身では?
小林 : もともと真逆だったんです。本に書いたことも、今の自分があるのも、自分で考えたというよりは、うまくいってる人に教えを乞うて、それで自分をなんとか変えていったところがあります。
山本 : 変えていくんだけれども、今まであったものを掛け合わせてというところもあるかもしれませんが、それを見事に体系化して、正弥さんの講座を受けると、皆さんが積み上げて、確実な形でステップをのぼっていけるというところが素晴らしいと思っています。
小林 : ありがとうございます。1年間のコースですが、まず3カ月でゼロから月100万円を突破するというのが最初のゴールになっていますが、この数カ月だけでも、15人以上の方が100万円を越えていますし、主婦の方や会社員を続けながらという方でも、そういう人も入れると何十人という方が、全くのゼロから、自分を高い商品としてつくって、世の中の人に高値で買ってもらうということができているので、かなり再現性は高いと思います。
山本 : 皆さんは、ご自身のよさというのは、実はよく分からない。一番よく分からないのは自分のこと、ということだと思いますが、一人一人を最高値で売れる商品につくり上げるという、それはやはり正弥さんの見るところが違うのかなというのと、どう引き出しているのか。これにとても興味があります。
小林 : まず普通に、今までの成功のモデルは、いい学校、いい会社、いい人生ということだったと思いますが、もうちょっとカメラを引いてみると、実はこのレールというのは、安売りの人生になってしまうということが分かったんです。
高く買ってもらえるものと、できるだけ安く買いたいと思われてしまうものって、個人の能力とは関係ないところにあって、「高くても買いたい」というものは、基本的には投資にあたるものになります。例えば光子さんがされているような、起業支援のサービスというのも、ある種自己投資として、そこを受けたらもっと払った以上の豊かさや幸せがやってくるから、人はお金を払うわけです。ウェディングにしても、最高のウェディングの体験が得られると思ったら、何百万円のお金を払うわけです。
でもコスト、経費に分類されてしまうと、僕も生活感丸出しですが、クリーニング屋さんでビニール袋5円かかるんですが、その5円はあまり払いたくない。自分が投資に分類されるのか、コストに分類するのかで、能力にかかわらず、どんどん投資に分類される人は、高値を更新していくし、コストに分類される人は、どんどん安売りになってしまう。
僕は会社員も派遣の仕事もやっていましたが、会社員という働き方の多くが、基本的には人件費というコストで経営者の人にとらえられがちなので、置かれた場所で咲くことも大事ですが、立場がその人の輝きを決めるのもありますので、これからは誰もが起業・副業、早い人だと学生さんから、自分という名前で勝負していく時代になっていってるので、そういう高値で活躍していく人を増やしたいというのも、すごくあります。
山本 : 本当に一言一言が共感します。今、個人の時代、影響力のある時代ですので、自分の名前で勝負するということが一つ。もう一つは立場を取るということ。自分がどのような立場で、ということがすごく大事になってくると思います。立場を取ることによって、態度が変わる、発言も変わる、振る舞いも変わる、選ぶ仕事も変わるということで、そこを私も正弥さんと同じ、一つ一つの言葉が共感して、聞き入ってしまいます。
女性が起業して成功しやすい理由
山本 : この番組は、女性を元気にするというコンセプトもありますし、もちろんこれからは1人で100年時代を生きていくことになりますので、起業は本当に視野に入れていただきたい。正弥さんから見て、女性が起業・副業をして活躍する方法について、アドバイスをいただきたいと思います。
小林 : 僕は、光子さんも含めて、女性的な、女性性というものが、これからすごく大切だと思っているし、成功の秘訣だとも思っています。逆に男性性が強過ぎる人、男性的なだけの人は、結構苦戦してるなと。なぜ女性的な人ほど、起業・副業に成功しやすいかと考えると、あらゆるチャンスやお金、必ずお金というのは人からやってくるわけです。ということは、どれだけいい人間関係をつくれてるかということがすごく大切です。
僕は最近、お金を川の流れのように例えていて、僕も最初は細く短いちょろちょろのお金の流れしかなかったのが、今は全国で100人以上の方からお金をいただいたり、それ以外にも収入源があるわけですが、全部お金は人から払っていただいてるわけです。
古くは狩猟時代とかをイメージしていただくと、男性は狩りに行って、ケモノを狩ってきた人が称賛された。女性は、村の中で協力してコミュニティーを育む、人と一緒に何かをやるということが遺伝子的にも得意だと思います。男性は、男性的になればなるほど、人と分離をしていってしまう。女性は、女性的になればなるほど、人とつながっていく。
僕も苦手だからこそ、光子さんみたいな人の感性を学びたいと思っているんですが、結論として、そもそも女性が活躍しやすいのは、人間関係をつくりやすくて、人から応援されやすいということなので、多分誤解を解くだけでいいと思います。
女性が起業するとなると、男性的な人をモデルにして、バリバリ強い自分で頑張らなきゃいけないんだと思ってしまうと、それは全然違う方向で、そもそもの女性らしさで、周りの人と仲間になったり、関係を築いたり、「この人にこういうことしてあげたいな」とか、最近僕は信頼残高という言葉をよく使いますが、人との信頼関係を築いていけば、例えば光子さんがこういうことするとなったら、「それだったら応援しよう」という関係を育む。女性は得意な人間関係を育むということが、成功の秘訣だと思います。
山本 : 何においても人間関係、人とどう付き合っていくかということが、大きな鍵になるかなと私も思います。信頼関係がしっかりできて、信頼残高が増えていくと、本当に人生もビジネスも好転していくということですね。
小林 : 僕の会でも、3カ月で100万円を突破する人の中には、主婦の人もいますが、半分ぐらいは女性です。100万円をすぐ突破する人というのは、今までの人間関係で、直接その人がお金を払う場合もあれば、100人コアな仲間がいて、1人に100人ずつ知り合いがいたとしたら、100x100で1万人いるので、その1万人の中から数名お客さまになっていただければ、100万円は超えることができます。今までどういう関係を築いてきたかで、スッと100万円いく人と、なかなか苦戦してもがく人がいるという感じです。
山本 : 本当におっしゃるとおりです。では、続きは後半で。
高学歴だけど、商売の偏差値は30
山本 : 前半は今のお仕事、大成功されている今のビジネスをお伺いしました。後半は、もっと違うことをお聞きしたいと思います。正弥さんは、早稲田大学理工学部を卒業されていますが、その後のキャリアというのは、どんな感じで流れてきたのでしょうか。
小林 : 大学を卒業して、一般の中小企業に入りまして、会社が辛くて、前向きに起業したのではなくて、ほとんどドロップアウトに近い形で辞めました。
それなりの高学歴といわれるほうだったので、プライドだけがあって、本当に仕事ができないという状態で、そういう20代を過ごしました。今振り返ると、コップをイメージしていただきたいんですが、僕はいつもコップに水が足りない足りないとすごく思っていました。会社に所属していても、上司にも社長にもお客さまにも、「なんてできないやつなんだ」といわれてる感じもあったし、自分は会社から守られていたんですが、誰からもお金を振り込んでもらえないし、自分は足りないと思っていて、自信もないので、どんどん安い仕事にいって、自信と比例するように報酬も下がって、最後は日雇いのバイトになりました。
僕はしかも一回離婚を経験していて、当時治療が必要なことがあり、そのときに、それを諦めようと思ったんですが、「20代、一個ずつ諦めていく人生に入ってるな」とある人に指摘されて、人生は一個ずつやりたいことを諦めていくか、一個ずつやりたいことをかなえていくか、どちらの人生を生きたいのかと、ある社長さんに言われました。関西の人だったのですが、厳しく言われたことが、「おまえは、学校の偏差値は高かったかもしれないけど、商売の偏差値は30だ」と。
学校の偏差値は、知識をたくさん覚えれば、それなりに偏差値は高いけれども、商売の偏差値というのは、どれだけたくさんの人に与えられるかだと言われて、「おまえは、全然人に与えてなくて、自分ばかり、足りない足りないと言って欲しがってるから、安い人生になってるんだよ」ということで、家族の治療のことも、ここは諦められないなということで、そこが一つのターニングポイントになりました。
最安値の乗り越え方
小林 : とはいえ、自分の中に稼ぐ知恵もなかったので、その厳しく言ってくれた社長さんに弟子入りというか、ただ働きで学びながら、そこで培ったものをお金にかえるという形で、本格的な起業をスタートしました。そこからは、とにかくまず自分で自分を満たすということ。僕も光子さんと同じように瞑想をやって、精神的に自分を充足させることを、その頃からやり始めました。
自分のコップが満たせるようになったので、あふれた分を人にいくらでも与えられるようになり、そういうことをやっていくと、3カ月で100万円稼ぐと家族に約束していたんですが、1カ月後にはそれ以上の報酬をいただけるようになりました。足りないから人からもらおうとすると、どんどん報酬が下がっていくし、悩みもふくらみますが、いっぱい与えていくと、感謝されてお金も入っていく。負のスパイラルから、プラスのスパイラルに切り換わった感じです。
山本 : 今の正弥さんを見ていると、そんな時代があったんだと全く想像できない。足りない、足りないという諦めの人生、そこに転がり落ちていくところで、「これではいけない」と思うターニングポイントがあった。治療費を、ということもあったと思いますが、それプラス、自分の人生をどう生きていくのかということを、そこで踏みとどまって、しっかり考えられたのが、今のこの講座ビジネスになっているんですね。
小林 : 今うまくいってる方も、壁に直面している方も、自分の人生の中でコンプレックスを乗り越えたり、うまくいかない課題を乗り越えたら、その乗り越える前の人たちに知識や経験がものすごく役に立つので、それを分かりやすく言うとお金に換えられる、というのがありますよね。
山本 : 早稲田大学理工学部を出て、素晴らしい経歴があり、今、1億円プレーヤーになったというストーリーを想像してしまいますが、今のお話を聞くと、たくさんの人に希望が湧く、人生を諦めかけていた自分が、こうやって1億円プレーヤーになれるんだよという正弥さんの教え。本の中に全てが書いてあるので、ぜひぜひたくさんの方に、これから起業・副業を視野に入れて、学んでいただきたいとますます思いました。
本当に正弥さんから聞くことは、全てが共感できますし、もっともっとお話をお伺いしたいのですが、さすがに時間になってしまいましたので、ここでゲストの皆さんにお伺いしている質問をさせてください。正弥さんの将来のビジョン、夢をお聞かせください。
自分の人生経験を分かち合い、全ての人が教育者になる世界へ
小林 : 僕のビジョンは、全ての人が教育者になるというものです。それは主婦の方も、今、会社にお勤めの方も、起業家の方も、学生の方もです。教育というのは、最も人の人生にインパクトを与えられると思います。
従来の教育というのは、学校で算数や国語を学ぶ、それももちろん大事ですが、これからの生きる力というのは、皆さんが人生の中で直面した課題を、どう乗り越えてきたのか、そういうところに本当の教育のエッセンスがありますので、ご自身の人生経験をぜひこれからの人に分かち合って、教育のリーダーとしてたくさんの人が活躍する社会、そういった社会に少しでも貢献できればと思っています。
山本 : ありがとうございます。本日はビジネスの成功に向けた方法ということも一つ、そして豊かに、幸せに生きていくというメッセージをたくさん受け取ることができました。リスナーの方も、まるで正弥さんのセミナーを聞いている気分だったんじゃないかと思います。本日のゲストは、株式会社教育スクールビジネス研究所、代表取締役、小林正弥さんでした。本当にありがとうございました。
小林 : ありがとうございました。